2018.10.14 | コラム
冬に気をつけたい犬のケア2選!!!
雨が降るごとに気温も下がり、冬が近ずいてきましたね☆
愛犬の冬場のケアで気をつけてあげたい部分はご存知でしょうか?
今日は、これからの冬の寒い季節に気にしてあげると良い日常ケアについてお話します。
愛犬にとって寒い時期の天敵は2つ!
ご自宅でブラッシングやシャンプーなど、日常的に愛犬のケアをされている飼い主さまも多いと思いますが、冬場の時期の日常ケアで、愛犬にとっての天敵はご存知でしょうか?
愛犬の冬場の天敵
静電気
乾燥からくる静電気は、被毛で全身を覆われているワンちゃんにとっては、天敵の一つです。
特に、被毛がスレやすい『脇』や『耳の下』『洋服を着せる』、パンツカットやブーツカットなど『毛が長い部分』は静電気が起こりやすく、毛玉の原因になります。
トイプードルやビションフリーゼなどのカット犬種は特に毛玉になりやすい犬種ですし、お洋服を着せている子も静電気が起こりやすいんですね!
乾燥
人と同じように、ワンちゃんも冬場の皮膚の乾燥は対策が必要です。
皮膚の乾燥をほおっておくと、皮脂の分泌量が増えるベトつきの原因。体臭やフケの原因にもなります。
また、皮膚の乾燥が続くと、皮膚のバリア機能が低下するため、炎症なども引き起こす原因となります。
このように、犬の皮膚トラブルの主な原因となるのが皮膚の乾燥なんですよ〜!
さらに、お散歩に毎日行く子は、夏場はアスファルトの高温を注意しているという飼い主さまも多いと思いますが、
実は、冬場のアスファルトも注意が必要!!
冬場のアスファルトは、夏とは逆に低温になります。そこを裸足で歩いているワンちゃんの『肉球』は、夏場と同じように、アスファルトからダメージを受けています。
肉球が硬くなり、ザラザラになったり、酷くなると、肉球がヒビ割れを起こします。
ボディの乾燥は気にする方は多いですが、意外と肉球は見落としがちですよね!
本当は、皮膚の乾燥対策はとっても大切なケアなのです!
この2つを気にせずに、いつも通りにブラッシングをしていると、ケアすること事態が『逆効果』になってしまうこともあります!
正しい冬場のケアと注意点を理解してあげることが大切です。
冬場の愛犬のケアと注意点
乾燥肌対策
上で書いたように、皮膚の乾燥は、色んな皮膚トラブルを起こす元になる場合が多いので、日常的に皮膚の状態を確認してあげると良いですよ☆
皮膚が乾燥しているかは皮膚の『粉』や『フケ』といった目視で確認できるものがありますので、ぜひ参考に皮膚の状態をみてあげてください。
また、乾燥は皮膚だけでなく『被毛』もあります。被毛がパサパサ、チリチリ乾燥していると、『静電気』を引き起こしやすく、毛玉の原因となります。
皮膚と被毛。どちらも乾燥していないかチェックしてあげましょう☆
もしも乾燥してたら
最近のトリミングサロンでは、皮膚の水分量を調整するシャンプー、コンディショナーや、保湿を高めるパックや機材など、サービスが充実しています。
保湿効果のあるパックは、乳液タイプ、アミノ酸系、植物系、人の美容成分と同じものなど、多種多様なパックや機材が各社から出てきており、トリミングサロンでも色んなサービスが提供されています。
ひと昔前は、シャンプーやコンディショナーで保湿力を高めるか、『パック』というと、死海の『泥パック』がトリミングサロンで唯一提供されていたドッグエステと言われるものでしたが、最近では、本当に多種多様なドッグエステメニューが提供されていますので、良い時代ですよね☆
ただ、保湿効果のあるドッグエステといっても、その効果は、犬種や皮膚の状態によって効果はどれも違いますし、施術工程によっても変わってきます。
また、皮膚に効果のあるドッグエステや被毛に効果のあるドッグエステなど、パックやサービスによって目的は変わってきます。
っとは言っても!?
どのメーカーもPOPやポスターで『皮膚にも被毛にもオールマイティーに保湿効果がある!!』と書いてあるので、正直、どれが愛犬の状態にとって一番効果があるのか迷ってしまいますよね。。。
良く当店に来るお客様の中にも、他店でドッグエステやパックをやったけど、思うような効果はなかった!という話を聞くのも、ワンちゃんの状態に合わせたパックで無い!!というのが大きな理由ですよね。
ドッグアシルでは、皮膚や被毛の状態に合わせた集中ケアコースを複数ご用意していますが、同じ『皮膚の乾燥』といっても、
・乾燥の程度
・炎症を伴っているか?
・被毛のパサつき
・皮膚のベトつきを伴っているか?
など、色んな組み合わせがあり、それによって同じ『皮膚の乾燥』といっても、ワンちゃんによってオススメするコースは変わってきます。
また、同じコースの中でも、シャンプーやコンディショナーの組み合わせやブレンドの濃度、施術工程は、その子の状態に合わせて変わってきます。
それくらい、皮膚の乾燥といっても、ワンちゃんによって実は全く違います!!
そのため、皮膚、被毛の乾燥が気になる方は、今行かれているトリミングサロンの担当トリマー に相談すると、その子にあったドッグエステを紹介してくれると思いますので、まずは、相談してみると良いと思います。
いつも行っているサロンの担当トリマーなら、一番その子に触れていて、毎月、皮膚や被毛の状態をいつも見ているので、一番その子の状態に効果のあるサービスを提案してくれますからね☆
肉球ケア対策
これも、最近ではどのトリミングサロンでも、肉球ケア用品やサービスを提供していますし、通販サイトやペットショップなどでも肉球ケアグッズはたくさん販売されています。
お散歩から帰ってきたら、まず肉球や足回りの汚れをふきとってあげて、肉球クリームなどで日常的にケアしてあげると良いですよ☆
肉球クリームも色々あって、保湿効果を出すために『油分』が多くて、つけた後にベトベトしてしまって、ワンちゃんが歩くたびに油分がフローリング床についてしまうものもあります。
速乾性に優れていたり、油分が少なく、つけた後にサラッとするものを選んであげると良いですよ☆
冬場の愛犬のブラッシングの仕方と注意点
冬場は、被毛も乾燥してパサつきやすい季節。
乾燥している被毛に、スリッカーやピンブラシ、コームを使ってブラッシングすると、すぐに『静電気』が起きて、バチバチしたり、毛がピーんっと逆立った経験はありませんか?
毛玉やもつれを防ぐために、毎日ブラッシングしているのに、『毛玉』が酷いよ!?
その原因は、ブラッシングすることで、逆に静電気を起こしているのが毛玉の原因ですよ!!
ブラッシングすることが、逆効果になってしまっているんですね。
冬のブラッシングにはコレがオススメ!
冬の乾燥している季節は、上で書いたように、ブラッシングが静電気を引き起こす原因となってしまいます。
そこでオススメなのが『ブラッシングスプレー』です!!
ブラッシングスプレー使っていますか?
最近では、当店のお客様でもブラッシングスプレーを使ってブラッシングされているお客様も増えてきましたが、ブラッシングスプレーは冬場の乾燥の季節にピッタリのアイテムです☆
ブラッシングスプレーの効果
ブラッシングスプレーは、被毛に保湿効果を与えるため、『静電気予防』になるというのが冬場にオススメな一番の理由です。
また、ブラッシングスプレーには、『潤滑成分』が含まれているものも多いのも特徴です。
トリマーのように、皮膚や被毛の知識や道具の扱い方に慣れていない場合、既にできてしまった毛玉やもつれを、無理にブラシで引っ張ると皮膚を傷つけてしまう原因になりますので、
ご家庭でブラッシングする場合は、ブラッシングスプレーを全体に吹きかけてからブラッシングすることで、潤滑効果によって、毛玉やもつれが、ほぐしやすくなり、皮膚を傷つけるなどのトラブルを防げますよ☆
このブラッシングスプレーも、多種多様なものが販売されており、皮膚や被毛の『保湿効果』を目的に美容成分をメインに配合して作られているもの。
潤滑成分を多く含み、ブラッシングで起こる『静電気』や『毛玉もつれ対策』を目的に作られていて、ブラッシング効果が高いものなど、
ブラッシングスプレー1つとっても、目的や効果が全く違ってきます。
犬種やその子の皮膚被毛の状態によって、一番オススメするものは変わってきますので、コレもいつも行っているトリミングサロンの担当トリマーに相談してオススメを聞くと良いですよ〜☆
最後に
いかがでしたか?冬場は、『静電気』と『乾燥』の2つに注意して、いつものトリミングにドッグエステの保湿パックをプラスしたり、日常のブラッシングの際に、ブラッシングスプレーを取り入れてあげると良いですよ☆
ワンちゃん自身ではできない冬の予防ケアは、飼い主さまが日々確認して、その子にあった早めの対策をしてあげてください☆
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