トリミングサロンによって『言ってる事』が違うワケ!?

トリミングサロンの違い

トリミングサロンによって、愛犬について質問した答えが違っていたり、意見が反比例してるって経験はありませんか?

 

 

どっちが本当でどっちが間違っているのか??

 

 

特に、前のサロンと今のサロンで真逆の意見だと、なんだかモヤモヤしますよね(笑)

 

 

中には、自信満々に『そのサロンの話は間違っている!私の考えが正しいわ!』と言うトリマーさんもいますが、

 

 

先に結論から言ってしまうと、『どちらも正しい』です!

 

 

今頭にクエッションマーク(??)が浮かんだ方も多いと思いますが、今日は、その理由についてお話しようかと思います。

 

 

 

ペットの歴史とトリミングサロンの昔から現在への変革

 

 

まずは、ここからお話するとわかりやすいと思います。

 

 

トリミングサロンっていつから流行ったの??

 

 

80年代から90年代前半にかけて、ペットとして犬を飼われる方が増えてきましたが、この時はまだトリミングサロンという業種はあまり認知されておらず、需要も少ない時代でした。

 

 

理由は簡単ですよね!

 

 

当時は、コリーやシベリアンハスキーと言った大型犬や芝犬を外で飼う家庭が多く、現在とは違い、『番犬』と言う言葉がよく当てはまっている時代です。

 

 

当然、今のようにトリミングサロンで可愛くカットしたり、シャンプーを定期的にする!と言う習慣はありせんでした。

 

 

 

第二次ペットブームの到来

 

 

テレビCMでクリクリのお目目がキュートなチワワと言ったら、皆さんアレを思い浮かべるのではないでしょうか?

 

 

90年代後半から始まった第二次ペットブームでは、色んな会社がテレビCMに小型犬を起用するなどして、大型犬よりも、『小型犬』が人気になった時期ですね〜

 

 

このブームと言うのは、年代ごとに色々ありまして、

 

チワワブームやトイプードルブーム、それからミックス犬ブームや最近だとポメラニアンブームなどもありましたね!

 

 

この頃からペットは『番犬』と言う考えから、『家族の一員』と言う考えに変わってきました。

 

 

その頃から、トリミングサロンと言うペットを洗ったり、カットするサービスへのニーズが徐々に出てきました!

 

 

このように、今のように愛犬をトリミングに出すのが当たり前!と習慣化されてきたのは、本当にここ最近の話なんですね〜

 

 

 

ペットの生体はまだまだ解明されていないことばかり!?

 

 

ペットが『家族の一員』として認識されるようになってから、ペットの歴史と言うのは浅いため、実はまだまだ犬の生体について解明されていないことが沢山あります。

 

 

研究が進み、時代を追うごとに、徐々に生体について解明されてきているんですね!

 

 

昔販売されていた『安心安全で良いフード!!』と言われていた商品の中に、当時は当たり前に使われていた『素材』だけど、今では『その食材には発ガン性がある!』とか言われているのもこのためですね〜

 

 

昔のそのメーカーさんは、知っていて悪いものを作っていたのではなく、その時代にはまだ生体について知られていなかったと言うのが正しいです。

 

 

人が食べるものでもそうですよね!

 

 

例えば、マーガリンに入っているアレが良くない!とか、コンビニのお弁当のアレが良くない!とか、

 

 

研究が進んで、徐々にわかってきたことで、昔当たり前に使われていた素材は、体に害があるから使うのはやめよう!そうして使わなくなってきているのと同じですよね。

 

 

ワンちゃんも同じで、徐々に生体研究が進むにつれて、シャンプーや食べ物など、ペットに関わる製品はどんどん進化し、より良い商品がてきています。

 

 

しつけの仕方や、お世話の仕方についても、時代と共に昔と現在とでは、全く意見が180度変わっていることが多いのもこのためですね。

 

 

 

犬の生体には意見が反比例することが溢れている

 

 

犬の生体について解明されていないことがまだまだ沢山あるので、『昔はそれで良し!』とされていたことが『今では悪い!』と言うことが多々あります。

 

 

また、動物病院の先生によっても、この生体については、意見が真っ二つに別れていることも沢山あります。

 

 

それだけ生体については、『答えが1つ!』と言うことはなく、まだまだわからないことが沢山あり、見方や研究の仕方によっても、意見が2つに分かれて、これが答え!とはっきり言えないものが多いということですね!

 

 

また、現段階では、これが間違いなく答え!と言うことでも、研究が進むにつれて、実はそうじゃなかったんだ!ということも、当たり前に出てくるということです。

 

 

 

トリミングサロンも施術の仕方が違ってきている理由

 

 

時代とともに、意見が分かれることも増えてきたことにより、トリミングサロンでも、昔に比べて『施術の仕方』や『サービス』は、年々多様化してきています。

 

 

どのトリミングサロンも『シャンプーとカットをする』と言うサービスの根本は同じでも、その工程の仕方や、考え方と言うのは、実は、どんどん複雑に細分化、多様化してきているんですね。

 

 

例えば、以下のようなことがあります。

 

 

耳毛抜きは必要かどうか?

 

 

耳毛は細菌繁殖や汚れの原因になるから抜いたほうが良い!!

 

 

そう考えられてきましたが、最近では、耳毛を抜くと傷の原因となり、そこに細菌感染することがあるから抜くのは良くない!!『切るべき!!』と言う意見もありますし、

 

 

そもそも耳毛には、『その役割がある』からこそ生えているのだから、『そのままにすべき!』という意見もあります。

 

 

これにより、トリミングサロンによっては、通常のシャンプーカットコースに『耳毛抜き』の施術をおこなわないサロンや、耳毛を『抜く』のではなく『切る』サロンもあります。

 

 

また、それ専用の道具も出てきました。

 

 

歯の歯石除去はトリマーがやってもいいのか?

 

 

トリミングサロンの中でも、『歯石取り』をサービスとして提供しているところが増えてきましたね!

 

 

歯石と言うのは、唾液で流しきれない奥歯の表面などに、ご飯の食べカスや汚れが溜まり、そこに細菌が増殖していきます。その細菌の中には体に害のあるものもいるため、その細菌たちを『固めて体を守ろう』とする働きによって固まっていくものです。

 

 

この歯石をそのまま放置していると、口臭や歯周病などの原因になるため、取った方が良いよ〜!!ってことで、お客様から歯磨きと一緒に歯石を取ってほしい!と言うニーズに応えて、トリミングサロンで歯石取りのサービスが始まったんですね!

 

 

でも!!

 

 

トリマーと言う職業は、動物病院の先生のように、医師の勉強をしてきた人ではなく、学校でも歯の構造について詳しく勉強してきた訳ではない、いわば『素人』です。

 

 

歯の構造を勉強していない素人が、正しい歯の知識とそれに対する正しい施術工程を知らずに、歯石を取ろうと、無理やりガリガリやってしまうと、

 

 

飼い主様からすると、トリミング後の仕上がりは、見た目は歯石が取れて、綺麗になって満足〜これで歯のトラブルに対する対策もバッチリだから安心〜っと思いますよね。

 

 

でも実は!!目で見て判断できないところで、歯の表面や歯茎を傷つけてしまっていて、時間がたった時に、歯が抜けてしまうなどの歯のトラブルの原因になることもあります。

 

 

だから、動物病院の先生の中には、医師の免許を持っていないトリミングサロンで、『歯石取り』を行うのは危険だ!!と言う先生もいます。

 

 

見た目の変化しか判断がつかないため、トリミングサロンによっては、施術後の様子も特に問題ないし、毎日やってて経験があるから、プロのトリマーの私なら大丈夫だよ!!と言うことで、サービスとして提供しているサロンもありますし、

 

 

プロのトリマーだからこそ、今後何年か先の将来を考えた時に、自分たちが行なった施術が原因で、歯が抜けてしまうなどの歯のトラブルは起こって欲しくない。だから、歯磨きをして、日々の健康ケアをおこなうまでが自分たちの仕事で、歯石取りは、その道のプロである動物病院の医師に任せよう!と言うサロンもあります。

 

 

トリマーとしての技術や経験のあるなしの違いではなく、同じプロのトリマーとしての『考え方の違い』によって、トリミングサロンによって、やるやらないが分かれているんですね。

 

 

ただ、最近では、犬も歯周病になる!と言うのは飼い主様にも周知されてきていますので、歯石のそもそもの原因となる『歯垢』への対策として、人間と同じように、毎日『歯磨き』をして、ケアすると言うのは常識となってきましたね!

 

 

トリミングサロンでも、数年前に比べると、歯磨きを一緒に利用される方が非常に増えてきてますしね。

 

 

 

トリミングサロンの歯磨きの仕方は同じ??

 

 

この歯磨きについてもトリミングサロンの施術の仕方は変化してきました。

 

 

歯磨き粉

 

 

まずは、その歯磨きに使われている『歯磨き粉』ですが、ペットが口にしても安全なもの!と言うことで、自然植物系など、天然成分から作られているものが多く、『薬剤』は一切使われていません。

 

 

そのため、昔は、その歯磨き粉の『効果』というのは正直低く、あくまで予防!と言ったもので、歯周病の原因菌への殺菌効果などはなく、どちらかと言うと『サプリメント』のようなものでした。

 

 

最近では、歯医者さんが監修するなど、より歯周病の原因菌を殺菌する効果のある歯磨粉なども登場してきています。

 

 

歯磨きの仕方

 

 

昔のトリミングサロンの歯磨きの仕方は、『スプレーするだけ』のところもあれば、『歯磨きシート』を使用して歯の表面についた『歯垢』や『汚れ』を拭き取ると言うものでした。

 

 

最近では、動物病院の先生の中にも、歯磨きの仕方は『歯ブラシ』を使うことをオススメするようになってきています。

 

 

余談ですが、この歯ブラシは、ドッグアシルでも販売していて、歯磨きの時に使用していますが、成犬になってから歯ブラシを使うと、やっぱり嫌がる子が多くて、かなり難易度が高いです(笑)

 

 

子犬の時から、日常的に歯ブラシを使った歯磨きをおこなって、歯ブラシに慣れさせてあげることが大切ですね。

 

 

トリミングサロンのシャンプーの工程は同じ??

 

 

シャンプーの仕方

 

 

シャンプーの仕方も、最近わかってきた犬の生体によって、動物病院の先生によって意見が別れています。

 

 

最近だと、人の皮膚よりも繊細なため、ゴシゴシ汚れを洗う!という施術は、皮膚を傷つけ、フケや乾燥の原因になるということで、『泡で優しく洗う!』やり方へと、シャンプーの仕方も変わってきています。

 

 

またその反面、いや普通に洗うくらいで皮膚を傷つけることはないよ!洗い方が直接的にフケや乾燥の原因になっている訳ではない!そういう意見もあります。

 

 

薬用シャンプーについて

 

 

皮膚トラブルがあったり、皮膚が弱いと『薬用シャンプー』を進めるトリミングサロンが多いですね。

 

 

この薬用シャンプーについての考え方も、よく意見が分かれるものです。

 

 

トリミングサロンの薬用シャンプーについて

 

 

そもそも、トリミングサロンのトリマーは医師免許がありませんので、動物病院で処方される薬用シャンプーと、トリミングサロンで扱える薬用シャンプーというのは、『薬成分の濃度』が違います。

 

 

トリミングサロンの方が、動物病院のものより濃度は薄く、その原液を水10倍などで希釈して使用しますから、さらに濃度は薄くなります。

 

 

よって、トラブルの原因菌となるカビ菌などを殺菌する効果や皮膚トラブルを改善する効果というのは弱いんですね。

 

 

それと同時に、洗浄効果というのも弱くなります。

 

 

なぜ皮膚が弱い子にも薬用シャンプーを勧めるのか?

 

 

トリミングサロンによっては、『皮膚が弱い子』に対しても薬用シャンプーを勧めるところがありますね。

 

 

でも、これは、上記の薬用シャンプーの濃度が薄く、洗浄効果が弱いことが理由です。

 

 

私の意見では、そもそも殺菌効果も洗浄効果が弱いのであれば、薬用シャンプーを使って改善することはなく、『現状維持』しているだけだと思います。

 

 

また、最近では、通常シャンプーでも石油系や刺激の強い成分は使用せず、植物など天然成分で作られたシャンプーが増えてきていますので、子犬や皮膚の弱い子でも安心して使える低刺激のものが色んなメーカーから出てきています。

 

 

昔のように、刺激が強くて皮膚の弱い子には使うと炎症など起こしかねない!という商品もあり、より低刺激の薬用シャンプーを使用していた名残が今でもあるのだと思います。

 

 

薬用シャンプーの効果を上げるために

 

 

ドッグアシルでは、薬用シャンプーの欠点である洗浄効果や皮膚の改善効果を高めるために、専用のシャンプーで下地洗いを行なっておりますが、これも、トリミングサロンによっては、薬用シャンプーの効果を信じ、下地洗いをせずに、薬用シャンプーだけというところも沢山あります。

 

 

最後に、

 

 

いかがでしたか?

 

トリミングサロンによって、言っている事が違う理由は、犬の生体研究からわかった相反する意見の違う事が根本にあり、時代とともに新しい意見が細分化してきているのが原因ですから、

 

 

トリミングサロによって、いつもお付き合いのある動物病院の医師の意見により考え方が違ったり、

 

 

新しい情報ではなく、昔の考えを持っている違いからも意見の食い違いが起こっていたんですね。

 

 

だから、どのトリミングサロンが言っていることも根拠としている意見からすると正解ということになります。

 

 

研究がどんどん進んで、昔よりも安心できる商品やより良い商品というのも沢山生まれてきていますし、常識や考え方というのも、時代とともにどんどん変化しています。

 

 

ドッグアシルもプロのトリマーとして、大切なお客様の愛犬をお預かりしていますので、常に新しい情報を吸収して、実際にその意見を自分たちがまずは試してみて、

 

 

より正しいと思うことをお客様に伝えたり、常に変化しながら、より良いサービスの提供をしていきたいと思います☆

 

 

ぜひトリミングサロンに行った時は、トリマーさんに色々相談してみてください。

 

 

もしも前に相談したトリマーさんと、話が食い違っているとしたら、今日の話を思い出して、あ〜この人はこの考えを持ってるトリマーさんなんだな〜と思いながら話すと、

 

 

また一つトリミングサロンに行くのが面白くなると思いますよ☆