2018.07.15 | コラム
ペットホテルを浜松市でお探しの方へペットホテルの選び方をご紹介
ペットホテルを浜松市内でお探しのお客様へ
ペットホテルを選ぶポイントをご紹介いたします。
ペットホテルはどのお店もサービスは同じ??
浜松市内でも、動物病院やペットショップ、トリミングサロンまで、色んな業種でペットホテルを行なっています。
ペットホテルをお探し中の方は、料金だけ比較して愛犬の宿泊先を決めてしまい、ペットホテルのサービスはどこも同じだと思っていませんか?
実は、ペットホテルと言っても、店舗により預かり方やサービス内容が全く違います。
ペットホテル中の預かり方の違い
24時間ゲージやサークル内に入れたままの預かり方
ペットホテルの引き受けを行なってから、ゲージやサークルと言ったスペースの中に入れてしまい、宿泊中ずっと24時間ゲージやサークルの中でお預かりをするペットホテルのお預かりです。
比較的、動物病院やペットショップなどで多いペットホテルの預かり方です。
昔から長く開業しているトリミングサロン でも、このゲージでのお預かりを行なっているところがあります。
メリットとしては、初めての場所で、他の犬が苦手な性格の子は、他の子との接触がある場所では、ストレスを溜め込んでしまう場合があります。
そんな時に、ゲージ内でのお預かりというのは、自分だけのスペースができるためリラックスした状態で安心してペットホテルの宿泊ができるというメリットがあります。
よく狭い場所で隔離されているようで、なんだか可愛そうと考える飼い主様もいらっしゃいますが、
特に初めての場所の場合、ワンちゃんは周囲の状況を常に警戒しているんですね。
ドッグランのように広い空間や他の犬がいる場所だと、自分の背後など色んなところを警戒して、神経を使うため、ワンちゃんにとっては疲れてしまうんですね。
だから、広い空間にいる子は、壁の隅や狭いところに入って休もうとするんです!
その点、ゲージ内のように、自分の周囲に壁がある空間というのは、常に身を守るため、警戒し続けることがなく、安心できるため、ワンちゃんにとっては、落ち着いてゆっくりくつろげる空間になり、ペットホテル中リラックスして過ごせる場合もあります。
もし、他の犬が苦手な場合は、ゲージ内でのお預かりの方が、ワンちゃんにとっては安心できてオススメです
デメリットとしては、他の犬と触れ合うことが大好きな子や、走り回るのが大好きな、トイプードルなどの運動量の高い犬種にとって、
24時間ずっと狭いゲージ内で過ごすというのは、運動量が足らなくて、ストレスを溜め込んでしまう場合があります。
また、ペットホテル専用の部屋を設けている店舗では、スタッフが側におらず、朝晩の食事や排泄物の掃除の時にしか、預かり中のワンコのところに来ないというようなところもあります。
いつも家では飼い主さま家族に囲まれて、自由に走り回って暮らしている子にとっては、ペットホテルの宿泊期間中、誰にも遊んでもらえず、狭いゲージの中で過ごすというのは、かなり過酷な時間になってしまいます。。。
ゲージに入れないフリーゲージでの預かり方
フリーゲージとは名前の通り、ゲージに入れてしまうのではなく、広い空間で、他の犬と遊びながら、自由に走り回れる状態で預かりペットホテルの預かり方です。
最近のトリミングサロンやドッグランが行なっているペットホテルで増えてきた預かり方です。
メリットとしては、日中ご自宅で過ごしているように、自由に広い空間を走り回り、他の犬と遊びながら過ごせますので、
運動量の確保ができ、ストレスを溜め込むことが少なくなりますから、楽しいペットホテル中の時間が過ごせます。
デメリットは、他の犬が苦手な子にとっては、ずっと周囲を警戒して神経を使ってしまいますので、やっぱり疲れてしまいます。
ドッグランのように、自分の身を隠して休めるような障害物が全く無い場所だと、疲れた時に休める場所が無いため、
ある程度家具や棚の下など、隠れてゆっくり休める障害物があるところの方が、どんな子にも自分のペースに合わせて快適に過ごせますよ!
ペットホテルで宿泊するゲージの大きさの違い
ペットホテルで宿泊するゲージと言っても、店舗により大きさは様々です。
小型犬専用の一般的なゲージは、歩き回ることができないくらいかなり狭い作りになっています。
また、中型犬が入れるくらい広めのゲージの場合は、自分のスペースを確保しつつ、少し歩き回ることができる大きさですので、小型犬にとってベストです。
最近では、ペットホテル専用のルームを作っている店舗もあり、広さでいうと中型犬用のゲージよりもさらに広い、畳1畳分ほどの大きさのスペースで預かっているところもあります。
ペットホテルでゲージ内でのお預かりの場合は、ぜひペットホテルの宿泊スペースやゲージの大きさを見てから決めると良いですよ☆
ペットホテルに含まれるサービスの違い
ペットホテルに含まれているサービスも店舗によって実は様々です。
例えば、朝晩のお散歩を、ペットホテルのサービスとして行なっているところもありますが、都心部など交通量の多いエリアでは、お散歩中の脱走や事故を未然に防ぐ目的で、お散歩を行わないという店舗もあります。
また、基本的には、動物病院やペットショップでは、お散歩サービスは行なっていません。
もし、いつも日常的に、お散歩にいく習慣がある方は、トリミングサロンが提供しているペットホテルを利用すると良いかと思います。
そのほかにも最近では、24時間スタッフが常駐して添い寝するサービスや、人が食べている食材を使って、栄養バランスを考えた『手作りご飯』を提供するサービスなどなど、
トリミングサロンを中心に、ペットホテルに含まれるサービスも変化を遂げています。
ペットホテルを選ぶ際のポイントまとめ
私たちのペットを扱う業種は、毎日多くのペットが出入りします。
人以上に様々な菌を持っている子も多いため、『掃除』と『除菌』が何よりも大切になってきます。
これらを疎かにしている不衛生な環境の店舗に預けてしまったら、大切な愛犬が良からぬ病気をもらってきてしまうことも、、、
以下のチェック項目で、ペットホテルを選ぶ際の参考にしてください。
ペットホテル宿泊先は衛生的かどうか?
店舗のニオイ
もしも、ペットホテルを利用とする店舗に入った時に、昔のペットショップのようなペット特有のケモノ臭がするところは、オススメしません。
ケモノ臭が出てしまう原因は、『掃除をしっかり行なっていない』ということが一番の理由です。
しっかりと、清掃、除菌まで行なっていなければ、そこに付着している細菌が繁殖してしまい、ニオイの原因となります。
ケモノ臭が出てしまうほど、日頃掃除を怠っている店舗は、おそらくペットホテル宿泊のゲージの清掃、除菌作業も行なっていません。
一番すぐに判断のできるポイントですので、まずは店内のニオイを確認して見てください。
1年以内の狂犬病注射、混合ワクチン接種の証明書確認をしているか?
ペットホテルご利用時に、店舗側が摂取証明書の確認を行なっていないということは、
そこに来店する全てのお客様にも同じように確認を行なっていないということです。
中には、毎年義務化されている予防摂取をしていない方もいらっしゃいます。
もしも、店舗側が、予防摂取の確認を怠って、どんな子でも全て受け入れているようなら、、、
予防摂取をしていなかったり、ノミやダニの予防をしていない、嘔吐や下痢、血便の症状が見られる子、
このような子と同じ空間にいたり、接触する機会があると、ペットホテルに出したことで、愛犬が病気やノミダニをもらってきてしまうかもしれません。
色んな家庭、色んな子が店舗にはきていますので、『予防接種の証明書の提示』確認を厳しく行なっており、確認できない場合にはしっかりご利用をお断りしている店舗を利用する方が安心してご利用いただけます。
ペットホテル中の万が一の時の対応はしっかりしているか?
ペット損害保険への加入
言葉の話せないペットは、時に、常識では考えられないような行動をすることもあります。
例えば、ゲージの柵に足を挟んで、それを無理に自分で抜こうとして骨折してしまったとか、
ワンちゃん同士の喧嘩で怪我をしてしまった。
預かり中に、急に血便や嘔吐をするようになった。
ケースバイケースで、色んな予期せぬトラブルが起こるリスクを店舗側は抱えています。
そんな万が一の時に備えて、最近では、店舗用の損害保険に加入するところが増えてきました。
もしも事故が起き、高額な医療費がかかってしまった場合、、、
ペット損害保険に加入していない店舗だと、高額な医療費の責任をとらず、謝罪だけで終わりにしようとする店舗も実際にはたくさんあります。
何もトラブルなく、楽しくペットホテルの宿泊期間中過ごし、元気に飼い主様の元へ帰っていくというのが大半ですし、
どの店舗側も、トラブルの起きぬよう、細心の注意を払って大切にお預かりしていますが、
万が一の予期せぬトラブルが起こった時に備えて、ペット損害保険に加入している店舗をオススメいたします。
店舗スタッフの人柄
ペットホテルを利用する際、多くの方が、いつも行っているトリミングサロンでのペットホテルを利用します。
やはりお世話するのは、そこで働いているスタッフですので、愛情いっぱい可愛がってくれることがわかっていて安心できるところに預けることが一番大切ですが、
初めてのペットホテル先を探す際は、まずはその店舗に実際に行って見て、
そこで働くスタッフの人柄を見てください。
中には、業務や作業として行なっていて、ペットへの愛情が薄い店舗もあるようです。
排泄物は取ってくれず、ワンちゃんが汚れてしまったり、
雑な扱い方をされてしまったり、
大切な愛犬を預ける場所ですので、各店舗のホームページに書かれている文章を鵜呑みにするのではなく、
まずは、ペットホテルを利用しようと思う店舗に足を運び、ぜひスタッフと実際に話をすることをオススメいたします。
ワンちゃんい対する愛情が感じられなかったり、飼い主様から見て、良い印象を受けなかったのなら、そこに預けるのはオススメしません。
愛犬にあったペットホテルの宿泊先まとめ
高齢犬のペットホテル先
高齢犬の場合は、いつ体調が悪化するのかはわかりません。
家では元気だったのに、ペットホテルに預けていた期間に、急に体調を崩してしまうこともあります。
ペットホテルを利用する際は、飼い主さまがご旅行など、すぐに迎えにいけない場合が多いので、
高齢犬のペットホテルの場合は、万が一を考えて、『動物病院』が提供しているペットホテルを利用することをオススメいたします。
万が一体調を崩した際も、動物病院の医師がすぐに診察できるので、やはり安心ですよね。
大型犬のペットホテル先
大型犬は、体が大きい分、ずっと室内にいては、体力が有り余ってしまって、ストレスの原因となります。
大型犬のペットホテルを探している場合は、大型犬に合わせた長時間の朝晩のお散歩サービスを行なっている店舗や、広いドッグランを運営しているところが提供しているペットホテルをオススメいたします。
子犬のペットホテル先
通常子犬は、狂犬病接種や混合ワクチン接種の終わった5ヶ月目以降でないとペットホテルの利用ができません。
また、5ヶ月が過ぎていても、子犬は成犬と比べても抗体や免疫力が低いため、不衛生な店舗でのお預かりは、思わぬ病気をもらってきてしまう原因となります。
また、一日の排泄物の回数もかなり多いため、こまめに排泄物の清掃をするなど、しっかりお世話してくれるスタッフがいる店舗ではないと、全身汚れてしまう場合もあります。
子犬のペットホテルを探している場合は、清掃が行き届いていて、清潔な店内である。
また、実際にスタッフと話してみて、こまめにお世話してくれる店舗をオススメいたします。
最後に、
どうでしたか?
ペットホテルと言っても店舗によってまったく宿泊中の様子が違うことがおわかりいただけたかと思います。
今日のペットホテルの選ぶポイントを参考にして、自分の愛犬の性格や日常の習慣に合ったペットホテルの宿泊先を探すことが、
愛犬にとっても一番楽しくて幸せな時間が過ごせますよ☆
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