2022.01.28 | コラム
トイプードルは寒さに弱い?!対策方法はどうしたら?

こんにちは!トリマーの黒岩です(^^)
みなさんの愛犬は寒さ対策で何を行っておりますか?
犬も寒さに強い犬もいれば、弱い犬もいます。
今回は、犬種を1つに絞って、「トイプードルは寒さに弱いのか、対策はどうしたら良いのか」などを記事にしたいと思います。
contents
トイプードルは寒さは大丈夫なの??
結論から言いますと、トイプードルはとても寒さに弱い犬種になります。
犬の被毛には2種類ありまして、「シングルコート」と「ダブルコート」があります。トイプードルはシングルコートになるので、皮膚の近くに密集して生えてる下毛がありません。
そのため、寒さに弱く、寒暖差が激しい場所が苦手です。理想の室温は25℃前後、湿度は50%前後に保つことです。
子犬や老犬は体温調節が苦手なので、しっかりと温度調節をしてあげましょう。
シングルコートって何?
先ほどにも紹介しましたが、犬も被毛には「シングルコート」と「ダブルコート」2種類あります。
紫外線や外傷から身を守る為の硬い毛を外被毛と言い、その奥にあるふわふわの柔らかい毛は寒さから身を守ります。
この柔らかな毛を内被毛といいます。
この外被毛と内被毛を持ち合わせているのが「ダブルコート」です。
トイプードルのように、外被毛しか持ち合わせていない犬種を「シングルコート」といいます。
シングルコートは寒さ対策のふわふわした毛を持っていないので、抜け毛が少ないのですが寒さに弱いのです。
トイプードル防寒対策
エアコンで空調を整える
寒い冬場などはエアコンを利用することも考えましょう。
お金がかかるからといって節約しすぎるのは良くありません。
寒さに弱い動物を飼う以上、そのあたりは仕方がないといえます。
設定温度は24度くらいが適温です。
ホットヒーターやホットカーペット
部屋の中での寒さ対策は、やはり部屋の温度を保つための暖房機器を利用するのがおすすめです。
飼い主さんが部屋を留守にする際には、ペット専用のホットカーペットなどを用意してあげるとよいでしょう。
カーペットなどの暖房機器をしようする際は、熱くなりすぎたときに犬が自分で体温調節が出来るスペースを残しておくことが大切です。
ゲージ(クレート)に対策を行う
ケージのなかに、毛布や座布団を入れてあげたり、ケージの周りをダンボールや毛布で囲ってあげることで保温性が高まります。
少しの外出や、夜眠る時や留守にする場合などにオススメです。
洋服を着させる
洋服を嫌がらない犬は、散歩時などに洋服を着させてあげましょう。
また、肉球からかいた汗が凍り傷を付けてしまうこともあるので、場合によっては靴を使用することも大切です。
洋服のサイズはしっかり合わせて着せてあげてください。
また、嫌がるようであれば、無理やり着せることはやめましょう。室内でも寒さで震えているときは洋服を着せることを考えましょう。
トイプードルの寝床の工夫
みなさんの愛犬の寝床はどこに置いていますか?
同じ室内でも、場所によって室温に違いがあります。
避けたい場所は、
- 窓際
- 屁のドア付近
- ヒーターの近く
- エアコンの温風がダイレクトに届く場所
になります。
寒さを感じず、直接温風を皮膚で感じない場所に寝床を置いてあげるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
トイプードルは寒さに弱いということがわかりました。
シングルコートなので他のポメラニアンとかに比べると、寒さが直接皮膚に届いているので、寒いと感じてしまいます。
冬は部屋の中にいても寒いので、暖房器具を使って、部屋を暖めてあげましょう。
散歩中などは、洋服を着させて対策をしてあげましょう。

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