2021.11.29 | コラム
犬に与え良いお肉は、何肉??

こんにちは!トリマーの黒岩です(^^)
みなさんは、愛犬にお肉を与えたことはありますか??
体力をつけたいから、上げてみよう!と思っても、どのお肉をどう調理していいのか変わりませんよね。
なので、今回は「犬に与えてもよいお肉、調理方法」を紹介したいと思います!
contents
犬に与えられるお肉の種類
犬に与えても問題のないお肉は次の通りです。
- 鶏肉
- 豚肉
- 牛肉
- 羊肉
- 馬肉
など
お肉は加熱処理が必要なものがほとんどです。
愛犬にお肉を与える時は、新鮮なものを選び、調理方法をしっかり確認してからにしましょう。
お肉の部位、栄養素、与える際の注意点をお話します。
このお肉は、どの部位?与える時何に注意すればいいの?
鶏肉
鶏肉は他のお肉に比べ、低カロリー・低脂肪・高タンパクです。
皮膚や粘膜の健康維持に欠かせないビタミンAも豊富に含まれていることから、ドッグフードの原材料として使用されることの多いお肉です。
食べても良い主な部位
- 胸肉
- もも肉
- ささみ
- せせり
- 手羽先
- レバー
- 砂肝
など
与える際の注意点
- 必ず加熱する
生肉のままだと、細菌により食中毒を引き起こす可能性があります。
きちんと深部まで加熱するようにしましょう。
- カロリーに気をつける
鶏肉は基本的には低カロリーなお肉ですが、 部位によってはカロリーが高いものも。
特に鶏皮はカロリーがささみの約5倍にもなるため、与えすぎには注意が必要です
豚肉
豚肉はほかのお肉に比べてビタミンB1を多く含んでおり、糖質をエネルギーに変換する働きから、「疲労回復ビタミン」とも呼ばれています。
また、リン、カリウム、亜鉛などのミネラルも豊富に含んでいるので、歯や骨の形成や高血圧の予防などの効果が期待できま
与えても良い部位
- ひれ
- ロース
- レバー
- ばら
- もも
与える際の注意点
- 必ず加熱する
豚肉にはサルモネラ菌や大腸菌などが付着している可能性があるため、必ず加熱処理を行いましょう。
- 脂身はできるだけ取る
豚肉は部位によって多くの脂身があり、カロリーにも大きく差が生じます。
脂身が多いバラ肉などは、なるべく脂身を取ってから与えるようにしましょう。
犬が大量に動物性脂肪を摂取すると旧姓膵炎を引き起こす恐れがあるため、脂身を取り除いてから与えるようにしましょう。
牛肉
牛肉にはたくさんのアミノ酸がバランスよく配合されており、良質なタンパク源となります。
また、ビタミンB6やビタミンB12を多く含み、皮膚の健康維持や神経の健康維持に役立ちます。
与えても良い部位
- ロース
- ヒレ
- もも
- バラ
- レバー
与える際の注意点
- 脂身はできるだけ取る
牛肉のバラは多くの脂身があり、他のお肉に比べカロリーも高めです。
食べすぎてしまうと肥満につながることもあるため、なるべく切り取ったほうが良いでしょう。
- 味付けされたお肉に注意
スーパーなどで売られている牛肉には味付けされていることが多いです。
砂糖や塩、玉ねぎ等が味付けされている場合がありますので、そのようなお肉は避けてくださいね。
羊肉
羊肉は必須アミノ酸を多く含んでいるため、健康な体を作るのに役立つタンパク源です。
さらに、不飽和脂肪酸を多く含んでいるため、 血液関係の健康維持や悪玉コレステロールの低下などが期待できます。
与えても良い部位
- もも
- ひれ
- ロース(ラムチョップ)
- ばら
与える際の注意点
羊肉は犬に生で食べさせても問題ないという意見もありますが、食中毒の危険もゼロではありません。
万が一のことを考え、加熱処理されたお肉を与えるのがよいでしょう。
馬肉
与えても良い部位
- ひれ
- ロース
- もも
与える際の注意点
馬肉は細菌で汚染されている可能性が比較的低いです。
消化吸収もスムーズなので、ダイエット中の犬にピッタリ!!
感染する可能性は低いですが、万が一ということもあるので、気をつけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
犬にお肉を与える時は、まず少量からスタートしましょう。
特に、子犬や老犬は、消化機能や免疫機能が健康な成犬と比べて、うまく機能しないことがあるので気をつけましょう。
また、お肉をゆでる時は、ねぎ類と一緒にゆでるのはやめましょう。中毒症状を引き起こしてしまいます。
愛犬に与える時は、お肉だけを茹でるようにしましょう。

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