2021.10.07 | コラム
愛犬が掃除機を怖がる?!なにが嫌なの?

こんにちは!トリマーの黒岩です(^^♪
みなさんの愛犬は、掃除機に吠えたり噛み付いたりはしませんか??
飼い主さんが掃除で掃除機を使おうとすると、吠えるなど、何も反応しない犬もいるかと思いますが、どうして吠えたり噛んだりするのでしょうか??
今回は「犬が掃除機を怖がる理由」についてお話したいと思います!
contents
犬は掃除機が好き?
犬によっては掃除機が好きという犬もいますが、
犬の大半は掃除機が苦手です。
掃除機に怖がる時の反応
下にいくほど強いストレスがかかっています。
- 家具などの下に隠れる
- ケージに避難する
- 落ち着きがなくなりうろうろする
- 掃除機から逃げ回る
- 掃除機に対して吠える
- 掃除機にかみつく
- 震える
- 粗相してしまう
犬が掃除機を怖がる理由
犬の聴力は人の4倍
犬はとても聴力が優れています。よく聞こえるうえに、私たち人間には聞こえない音域までも聞き取ることが出来るのです。
騒がしい音が苦手
犬は野生で暮らしていたとき「獲物となる動物の動きを聞き取ること」「守るべき子犬たちの声を聞き取る」ために高音域の音を人間以上に敏感に聞くことができます。
そのため、犬は男性の声よりも女性の声を好むなど、高い音を好む傾向があるのですが、反対に掃除機やドライヤーの音、工事現場の音など、騒々しい音を苦手とします。
原因が分からないから怖い
人間はなぜその音が発しているのか理解できますが、犬はなぜその轟音(ごうおん)にさらされなければならないのか、なぜその音がするのかを理解できません。
原因が分からないものには、不安を感じます。そういう点からも、犬は掃除機の音に対して恐怖感や不快感を抱くのです。
性格や育った環境が影響
掃除機に攻撃的になったり、怖さのあまりパニックになったりといった、少し過剰な反応を示す場合、もともとの性格や育った環境が強く影響していることが考えられます。
性格が臆病な犬や、騒々しい音を聞いたときに何か嫌なことがあった犬であれば、不快な音を立てる掃除機に対しての恐怖は大きいでしょう。
犬が掃除機が嫌いな理由は、耳の能力のほかに、個性にもよるものといえます。
犬の掃除機嫌いの克服方法
掃除機に音に慣れさせる
まずは、掃除機の存在に慣れていない場合は、音の元となる掃除機に慣れさせることからはじめましょう。
いきなり掃除機で掃除を擦るのではなく、部屋においておくことからはじめてください!
慣れてきたら短い時間で掃除機の音を聞かせます。大人しく聞けたら褒めてあげましょう!
初めて掃除機の音を聴くと、たった1秒でも吠える可能性があります。「吠えたら落ち着かせ、落ち着いたら褒める」ことを繰り返しましょう。
掃除機の使用時間は短時間に!
掃除機を使ったほうが掃除しやすい場所のみ、掃除機をかけるようにして、ほうきやお掃除シートを活用することで、愛犬のストレスを感じさせる時間を減らすことも一つの手です。
立体吸着型のシートを使用すると、毛やほこりをしっかり取れ、掃除機のようにほこりを舞い上がらせるということもありません
掃除機の動きに慣れさせる
掃除機本体に慣れたら掃除機の動き慣れさせます。 いきなり大きく動かすと驚いてしまうので、掃除機を寝かせたまま少しだけ前後させるところから始めましょう。
肝心なのは焦らないこと少しでも犬が怖がったり、吠える・噛み付くしぐさを見せたらレベルを下げて慣れさせます。
音が小さい掃除機を使用する
音が小さい掃除機というものはなかなかありませんが、ロボット掃除機は比較的音が小さく、あまり怖がらない犬も多いようです。
まとめ
いかがでしたか?
犬が掃除機を怖がる理由はお分かりいただけたでしょうか?
いきなりみたことのない掃除機を見せて、大きな音がしたらそれはびっくりしますよね(><)
まずは、存在から理解してもらって、慣れてから掃除機を使うようにしましょう!

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