犬がしゃくれる原因は?

犬がしゃくれる原因

こんにちは!今回は「犬がしゃくれる原因」についてお話したいと思います!

 

 

「子犬の時はしゃくれていなかったのに、成長するにつれ下あごが出てきた。」などということがある飼い主さんもいるかと思います。

 

 

では、なぜしゃくれてしまうのか説明したいと思います!

 

 

 

犬の噛み合わせの種類

 

犬がしゃくれる原因

 

  • シザーズバイト/鋏状咬合(はさみじょうこうごう)
    上の前歯の裏面に下の前歯の表面が接触している噛み合わせ。人間の正しいとされている噛み合わせと同じ。

 

  • レベルバイト/水平咬合、切端(せったん)咬合
    上下の前歯が前後どちらにもずれていない噛み合わせ

 

  • アンダーショット/下顎突出咬合
    受け口、しゃくれのこと。下の前歯の裏面に上の前歯の表面が接触している、あるいは許容範囲の隙間があいている噛み合わせ。

 

  • オーバーショット/上顎前出咬合
    出っ歯のこと。上の前歯が下の前歯より前にあり、隙間があいていて上下の前歯がまったく接触していない

 

 

 

犬がしゃくれ(アンダーッショット)になる原因

 

 

遺伝によるもの

 

 

一部ではありますが、遺伝によって生まれつき不正咬合である犬がいます。

 

 

親の見た目がシザーズバイトで正常とされている犬種でも、親の組み合わせや、因子を持っていたら、アンダーショット(しゃくれ)の犬が生まれることがあります。

 

 

 

乳歯遺残

 

 

その名の通り、乳歯が抜けずに残ったままの状態で、永久歯が生えてきてしまうことです。特に小型犬に多いといわれています。

 

 

犬の乳歯は6ヶ月ごろには正常であれば、すべて大人の歯へ変化します。しかし、この期間をすぎても抜けることなく、残っている乳歯は遺残であると判断されます。

 

 

 

ケガや外傷

 

 

子犬の頃に、永久歯が生え揃う前に顎の関節の脱臼や、顎の骨を骨折してしまったことが原因で、顎の位置がずれてしまうことがあります。

 

 

外傷が原因で正常な歯の成長に影響を及ぼして、不正咬合の原因となってしまいます。

 

 

 

アンダーショットの問題点は?

 

犬がしゃくれる原因

 

口内が傷つく

 

 

上下の歯のズレが5mm以内の場合は、アンダーショットでも特に問題はありません。ですが、5mm以上ずれていると、噛み合わせとしては問題が出てきます。

 

 

ズレが大きいせいで、歯ぐきや口内の粘膜に当たってしまい、口の中が傷つくことがあります。アンダーショットのせいで、慢性的に口の中に傷がある状態が続くと、細菌に感染するなど、健康上の問題も出てきます。

 

 

 

見た目の問題

 

 

5mm以上のずれとなると、やはり見た目にもハッキリとわかってしまいます。

 

 

5mm以上すれたアンダーショットだと、かなり「しゃくれ」の状態になります。しゃくれていても可愛いですが、外見が特徴的になるかと思います。

 

 

 

歯垢がつきやすい

 

 

アンダーショットの犬は、標準的なかみ合わせの犬に比べて、どうしても歯垢がつきやすくなります。私たち人間でも歯並びが悪いと、歯磨きが難しくなり、歯垢がつきやすいですよね、犬も同じです。

 

 

 

しゃくれやすい犬種

 

犬がしゃくれる原因

 

 

多くの犬種はシザーズバイトが正常な組み合わせですが、アンダーショットが標準の犬種もいます。

 

 

マズルの短い鼻ぺちゃの犬種は、基本的にアンダーショットかスタンダード。逆にシザーズバイトはドッグショーなどで減点対象なのです。

 

 

 

アンダーショットが標準とされている犬種

 

 

  • ブルドッグ

 

  • フレンチブルドッグ

 

  • ボクサー

 

  • パグ

 

  • ペキニーズ

 

  • ボストンテリア

 

  • シーズー

 

 

などです。

 

これらの犬種のアンダーショットには、それぞれに望ましいとされる規定があります。

 

 

 

規定

 

  • ブルドッグ
    上顎より下顎が出ていて、口を閉じても下の前歯が見えるアンダーショットが標準

 

  • フレンチブルドッグ
    下の前歯が上の前歯より必ず前にあるが、上唇と下唇で歯が完全に隠れる。

 

  • ボストンテリア
    下の前歯がわずかに前に出ている程度のレベルバイト。

 

  • パグ
    ほんのわずかなアンダーショット。

 

  • シーズー
    アンダーショットが標準で歯並びの悪さは許容範囲、ただし口を閉じたときに歯と舌が見えないこと。

 

 

 

不正咬合の治療法

 

犬がしゃくれる原因

 

 

抜歯

 

 

乳歯が残っていて、永久歯の成長の妨げになっている場合は乳歯を抜歯します。

 

 

この治療法は、乳歯から永久歯に生え変わる生後半年ごろまでに、噛み合わせが正常であるのか確認が必要です。

 

 

うまく噛み合わさっていない場合には、必要に応じて乳歯を抜歯します。

 

 

そうすることでこれから生えてくる永久歯の成長を妨げることを防ぐことが出来ます。

 

 

また、場合によっては永久歯を抜くこともあります。

 

 

 

矯正

 

 

不正咬合であることにきづいたのが、生え変わる時期を過ぎた後の場合は、歯の矯正を行うことで噛み合わせを整える治療が用いられることがあります。

 

 

歯の強制は全ての病院で可能な治療ではありませんので、まずはかかりつけの病院で、歯の矯正を行っているか問い合わせて確認しましょう。

 

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?犬がしゃくれてしまう原因としては、遺伝が多いかと思います。

 

 

親が療法シザーズバイトでも、アンダーショットの因子を持っていれば、アンダーショットになってしまう可能性もあるのです。

 

 

ブリーダーさん次第で変わってきますね・・・。

 

 

もともとアンダーショットの犬種もいるのでそれは心配しなくて大丈夫ですね!短頭種の犬は、噛む力が強いので、噛まれないように気をつけてくださいね(汗