2022.01.08 | コラム
犬が目を細めるのはどうして?

こんにちは!トリマーの黒岩です(^^)
愛犬が目を細めている姿を見たことはありますか?
撫でている時や、名前をよんだときなど、目を細める場面はいくつかあると思います。
そんな目を細める理由は何かについて解説したいと思います!
犬が目を細める理由・心理状態
信頼と愛情
愛犬が目を細めてこちらを見ているときは、飼い主さんに対して、信頼や愛情を感じている場合が多いようです!
人間も信頼していたり愛情を感じたりする相手をみつめると、自然と笑顔になるものですが、目もそのときには細くなっているかと思います。
犬が目を細めて飼い主さんをみるのも、「笑顔」なのかもしれません。
緊張している
犬は緊張状態にあるとき、目を細めます。
犬にとってアイコンタクトは信頼の証でもありますが、敵意を表すものでもあります。
そのためじっと目を見つめられると「威嚇されている」と感じてストレスから緊張状態になることがあります。
そうすると目を細めたり、自分を落ち着かせるために目をしょぼしょぼさせ、まばたきの回数が増えたりすることがあります。
服従
目を細めることは相手への服従を表していることがあります。
敵意がないのにも関わらず、もしくは敵意がなくなったにも関わらず誰かと目が合ってしまったとき、犬は敵意が無いことを示すために目を細めることがあります。
目を細めた後は自然と目をそらします。
眠い
犬も眠るときは、目をつぶりますので、眠たい時に目を細めることもあります。
ただ単に眠たいだけなので、寝る前や寝起きの時は目を細めていることが多いでしょう。
邪魔をせずそのまま寝かせてあげましょう。
犬が眠そうにしているときは、リラックスしている時だけです。緊張状態にあるときは、眠たくもならず神経が昂るものです。
犬が目を細めることで考えられる病気
アレルギー
犬にもアレルギー症状がでることがあります。アレルギー症状は体全体に出ることがありますので、皮膚が痒くなったり被れたりします。時には目もかゆくなったり痛くなったりすることもあるでしょう。
人間で言うと花粉症を意識してもらうと良いでしょう。花粉症もアレルギーの一種ですが、体がだるくなり、鼻水と目のかゆみに悩まされますよね(><)
犬もアレルギーによって目を細める場合がありますが、犬のアレルギーの原因は様々です。
花粉やハウスダスト。食物アレルギーなど。犬のアレルゲンとなりやすい食材はいくつかありますので、検査してみるのも対策のひとつです。
結膜炎
犬の結膜炎は結膜に炎症が起きている状態の総称です。犬の病気の中でも特に一般的なもの。
結膜炎が起きる原因はたくさんあります。先ほど紹介したアレルギーの結膜炎の原因のひとつです。
結膜炎の原因はドライアイや傷、緑内障や白内障などが考えられます。
結膜炎になってしまうと瞬きの回数が増えたり、目を細めたりします。また、かゆみを抑えるために目を床や壁などに擦り付けたりすることもあるようです。放っておくと傷がつき悪化してしまいます。
結膜炎は目の充血などでもあきらかになりますから、早めに動物病院で治療してもらいましょう。
その他
- ドライアイ
- ぶどう膜炎
- 角膜炎
- 逆さまつげ
まとめ
いかがでしたか?
犬が目を細める理由として、緊張、信頼、愛情、服従、病気などが上げられました。
愛犬の行動がこれらに当てはまったら、こういう理由なのか!と理解して対応してあげましょう。
愛犬の目を見ることがあまりないな。という方は、アイコンタクトをとるようにしましょう。

この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。