2021.08.06 | コラム
愛犬が良く寝る。寝すぎるのは何かの病気?!

こんにちは!みなさんの愛犬の睡眠時間はどのくらいですか?
「最近はいつもよりたくさん寝る」「寝てばかり」などと思う時があるかと思います。
では、犬がたくさん寝ているのはなぜなのでしょうか?詳しく見ていきましょう!
contents
犬の睡眠時間
幼少期の平均睡眠時間
生まれてから1歳くらいまでは、好奇心旺盛で元気で遊び盛りです。
そのため、運動量が多く、その分エネルギーを消費しているので睡眠時間もたくさん必要です。
疲れを取るために、幼少期の平均睡眠時間は18~19時間と言われています。
成犬期の平均睡眠時間
1~7歳までの成犬期の平均睡眠時間は12~15時間と言われています。
1歳をすぎると、体力と精神の両方が充実する成長のピークの時期となり、幼少期より若干すくない睡眠時間になります。
もし、成犬に成長しても異常に睡眠時間が長い場合は、ストレスや病気、ケガなど、何かしらの原因があるかと思われます。
シニア期の平均睡眠時間
8歳頃からは睡眠時間が成犬期よりも睡眠時間が増え、幼少期と同じくらいの18~19時間の睡眠時間が必要になります。
体力が衰えるため、以前より休息が必要となり、疲労回復にも時間を要するようになるためよく寝るようになります。
ほとんどの時間を寝て過ごすか、じっとしていることが増えるようになります。
睡眠時間が長いのは危険?!
ストレス
引越しをして環境の変化、運動不足、コミュニケーション不足などによってストレスを感じて、そのストレスで疲労を感じて睡眠時間が長くなることがあります。
睡眠時間を増やすことでストレスや疲労を回復させることが出来ればよいのですが、うまく回復できないと、うつ病などの精神病や問題行動に繋がる場合もあります。
甲状腺機能低下症
元気ホルモンといわれている甲状腺ホルモンの機能や動きが低下することで、代謝機能も低下し、過剰な眠気を引き起こします。
そのため、睡眠時間が普段よりも長くなってしまうのです。
甲状腺ホルモンは生命活動にも必要不可欠なホルモンえあるため、睡眠時間が長くなること以外にも、何らかの症状があらわれるかと思います。
痛み
シニア犬に多く見られますが、関節などの体に痛みがある場合、その痛みを抑えるために動かないでじっとしていることがあります。
眠っているというよりかは、痛みを緩和させるためにじっとしているという感じでしょう。
特定の病気
糖尿病や感染症、心臓病などが進行して症状が悪化すると、全身の健康状態が悪化するため、睡眠時間が長くなることがあります。
放置しておくと昏睡状態などを引き起こし命に関わる危険性もあるので注意が必要です。
逆に犬が寝ない原因
昼夜逆転の生活になっている
飼い主さんが仕事の都合で昼夜逆転の生活を送っている場合、愛犬も同じ生活リズムになり、昼夜が逆転してしまうことがあります。
愛犬が健康な生活を送るためにも、昼まあある程度活動をし、夜は眠るという生活リズムにしましょう。愛犬の健康維持のためにも、生活リズムを見直してみてはいかがでしょうか。
昼間におきたトラウマの出来事を思い出している
犬が夜眠れない理由として、昼間に怖い思いをしたことや嫌なことを思い出して、夜になっても眠れないということがあります。
人間と同じように、犬も怖いことを思い出して眠れなくなります。
老化現象
夜眠れなくなることは老化現象の一つでもあります。
夜に神経が高ぶってしまい、吠えたり徘徊したりするなどの行動をすることがあります。
また、認知症で眠れなくなってしまうこともあります。
まとめ
いかがでしたか?
犬の睡眠時間は比較的多いです。成犬になっても睡眠の量が多い場合は、起きているときの様子や、撫でたりした時にどこか痛がっていないかなど、様子を見るようにしましょう。
犬年を取るにつれ、体の回復力も低下していきます。愛犬が寝ている時は、邪魔をしないようにしましょう。
逆に昼夜逆転をしてしまい、夜に寝ないという場合にも、生活リズムを考え直しましょう。

この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。