2021.05.29 | コラム
犬の睡眠運動!?どうして動くの?

こんにちは!今回は「犬の睡眠中の動き」についてお話したいと思います!
愛犬が寝ている時、いびきや痙攣をしている姿を見たことはありませんか?
寝ているのに痙攣を起こしたりすると心配になりますよね。なのでなぜそのような動きをしてしまうのかお話します!
contents
犬の1日の平均睡眠時間
犬の年齢別 | 睡眠時間 |
子犬 | 18~20時間 |
成犬 | 12~15時間 |
老犬 | 18~19時間 |
人間より睡眠が長い理由
犬の睡眠時間が人間より長い理由として、眠りが浅いことが関係しています。睡眠の状態には、レム睡眠とノンレム睡眠があります。
レム睡眠は、脳は活動しているが身体は眠っている状態のことで、ノンレム睡眠は脳も身体も眠っている状態のことです。犬は、人間に比べてレム睡眠の割合が多く、ほとんどが浅い眠りになります。
寝ている時の行動
寝ているのにピクピク動く
先ほども言いましたが、レム睡眠の時は脳が覚醒しているため夢を見ることが多いのです。犬もレム睡眠で夢を見て、それに連動してピクピクと動くことがあるようです!
飼い主さんと遊んでいる夢などを見てるのですね!夢を見てピクピクしているなんて可愛いですね♥
ピクピクしているのには記憶を整理している説もある?!
夢を見ることと関係しますが、寝ている間に記憶の整理をしているという説です。
夢を見ながら記憶を整理して、しつけを覚えたりしているようです。(^^)
寝ている犬が耳をピクピク動かす理由
ピクピクと動くのはレム睡眠の時であると説明しましたが、この時脳は覚醒しているため、周囲の音にも敏感に反応します。
つまり、寝ているのに意味がピクピクと動くのは、自分の周囲の音を聞き取ろうと警戒しているからなのです。(><)
犬が白目をむいてピクピクている時
犬が白目をむくのは安心して眠れている証拠です!
犬が白目をむいて眠るのは、脳も体もぐっすりと熟睡できているから。舌を出しながら眠っているときも同じで、力が抜けて表情筋がゆるみ、リラックスして眠れている証拠なんだそうです(^^)
寝ている時に口を動かす
寝ている犬が口元を動かしている時には、夢の中でご飯を食べているのかもしれません♪
他にも、寝ながら口元を動かして唸り声を上げることもあります。これは、夢の中で吠えているのかもしれませんね。(^^)
寝ている時尻尾を動かす
寝ている時に尻尾を動かしているのは、楽しい夢をみているからかもしれません♪普段甘えん坊さんな犬は夢の中でもその癖が出て尻尾を振っているのですね(^^)
また、「ただいま」や「おやすみ」の返事をしているのかもしれません!尻尾で返事をするのはとても器用ですね♪
犬がいびきをかく理由
肥満
喉の周辺に脂肪がつき、喉が狭くなっているため
肥満の犬には体だけでなく、喉の周りにも脂肪がたくさん付いています。その脂肪が喉を圧迫すると、いびきが出やすくなります。
肥満が原因の場合は、食事を見直す、運動量を増やすなど、ダイエットをしましょう!
アレルギーや感染症
アレルギーや感染症になると、喉の粘膜に炎症が起こり腫れてくることがあります。そのせいで喉が狭くなり、いびきが出やすくなるのです。また、鼻水が出て鼻が詰まりやすくなると、それがいびきの原因になることもあります。
アレルギーの場合は、くしゃみがひどくなり、感染症の場合は、元気や食欲が低下するなど、いびきよりもほかの症状が目立ちます。
空気清浄機などを使用して環境の改善を心がけましょう!
鼻腔狭窄症
外鼻孔という鼻の入口(いつも湿っている部分)が狭くなると、空気の出入りが悪くなってしまいます。
正常な犬の外鼻孔の形はコンマ状(,)ですが、これが線状に見えるくらい細くなることがあるのです。これを鼻孔狭窄、または狭窄性外鼻孔と呼びます
軟口蓋過長症
舌で口の中の上顎の方を触ると硬い部分があります。これを硬口蓋(こうこうがい)と言い、その奥にあるやわらかい部分を軟口蓋(なんこうがい)と呼びます。
軟口蓋の役割は、食べたり飲んだりしたときに食べ物が鼻のほうに逆流してしまうのを防ぐことですが、これが長すぎると(過長)喉の入口に引っかかって空気が通りにくくなり、いびきが出やすくなるのです。
この状態を軟口蓋過長症と呼び、ほとんどの場合、先天的に軟口蓋が長く分厚くなっています。
何らかの疾患がある
鼻炎や「気管虚脱」など鼻や気管に疾患がある場合、腫瘍ができている場合、また心臓病の場合もいびきをかくことがあります。
もし今までいびきをかいていなかったのに、急に大きないびきをかくようになったのであれば、病気のサインかもしれません。
加齢による筋力の衰え
寝ているときに喉の筋肉が弛緩すると喉が狭くなっていびきが出ますが、老犬になり喉や首の筋肉が衰えてくると、若い時よりもいびきが出やすくなります。
愛犬が気持ちよく寝るために飼い主さんができること
食事・運動・睡眠を満たしてあげる
ごはんを食べてお腹がいっぱいになり、お散歩に行って体を動かし、たくさん眠るというのが理想の状態です!
室温の管理
真夏は室温が高くなって犬の呼吸が荒くならないように換気や冷房を行い、冬は寒すぎないように暖房を使って室温を管理して、犬が落ち着いて眠れるようにしましょう
犬の寝床を作ってあげる
犬用ベッドやケージ、サークルなどを設置して、いつも安心して寝られる犬のスペースを作ってあげましょう。
寝床に飼い主さんのにおいのついたタオルを敷いたり、犬が過ごすスペースにお気に入りのおもちゃなどを置いてあげることも、犬の安心感に繋がります!
寝ている犬にちょっかいを出さない
可愛い愛犬の寝顔を見ているのは幸せな瞬間です。「可愛い」「触りたい」と思っても寝ている犬を無理に起こすのはやめましょう。
他にも、昼はちょっかいを出されて、夜は深夜まで電気がついている環境では、犬がゆっくり睡眠をとることができません。(><)
寝不足かも?と感じたら犬を寝かせてあげましょう
来客があった日や旅行、お出かけ、動物病院などに行くと犬も気を遣って疲れることがあるので、もし愛犬が寝不足かも?と思ったら、体力や疲れが回復するまでゆっくり寝かせてあげてください。
愛犬が寝つき良く、安心して眠れるように環境を整えてあげましょう!
まとめ
いかがでしたか?犬も夢を見るということが分かりましたね!
レム睡眠とノンレム睡眠があり、犬のレム睡眠は80%でノンレム睡眠が20%となっているのです!
眠りが浅い犬が寝ている時は可愛いからといって無理に起こすのはやめましょう。愛犬が気持ちよく眠れるように、飼い主さんはそのためにできることをしましょう♪

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