2021.10.04 | コラム
季節の変わり目に体調を崩す?!

こんにちは!トリマーの黒岩です(^^♪
私たち人間は季節の変わり目に、気温差が激しくて、体がついていかなくて体調を崩してしまうことありますよね?
では、犬の場合はどうなのでしょうか?今回は「季節の変わり目に犬も体調を崩すの?!」についてお話したいと思います!
contents
夏~秋にかけての季節の変わり目の体調不良症状
食欲不振
- 夏の疲れ
夏の暑さで胃腸が疲れ、機能が低下している。
- 消化力が低下している
夏に水を飲みすぎて、消化液が薄くなっている状態が続いている。
- 腸の分解・吸収力が低下している
夏の間の運動不足、栄養不足などで腸の活動が低下している
足腰が弱くなる
良質なタンパク質の不足
足腰を支えいるのは、足腰とその周辺の筋肉です。
質が悪いタンパク質が多いフード(ダイエット用・シニア用フード含む)や療法食では、筋肉をつくる良質なタンパク質が不足してしまいます。
運動不足
暑い夏の間は、どうしても散歩の時間や回数が少なくなってしまいます。
犬の筋肉も使わないとすぐに衰える、タンパク質と脂質が不足すると衰えるといった性質なので、夏の間に足腰の筋肉が弱った犬、衰えた犬が増えてしまいます。
下痢
温度差
1日の気温差が7度以上になると犬は下痢をしやすくなるといわれています。季節の変わり目は日によっての気温差も大きいので、下痢をしやすい時期といえるのです。(><)
消化が悪いフードを食べている
トウモロコシや大豆は、犬が消化が苦手な代表的な原材料です。
このようなドッグフードや療法食を食べていると、消化不良・慢性胃炎・慢性腸炎の原因になり、下痢をしやすくなります。
有害物質が多いフード
トウモロコシや大豆を主原料にしているフードは、ペットフードの法律でつくられています。
人間の食品の法律では不許可や基準値を超えた、禁止農薬や残留農薬、カビ毒(アフラトキシキン)、エトキシキン・BHA・BHTの合成酸化防止剤が、使われているので、発がん性や有毒性、下痢の原因にもなります。
総合栄養食のフードにしましょう。
肝機能低下
食欲不振でカロリー不足
夏バテで食欲不振になると、摂取カロリーが不足する状態が続きます。不足したカロリーを補うために、体脂肪だけでなく、筋肉を分解するようになり、筋肉のタンパク質は肝臓でカロリーに転換するので、肝臓に大きな負担をかけて肝機能が低下するようになるといわれています。
良質なタンパク質の不足
良質なタンパク質は、アミノ酸スコア100の肉・魚・乳製品などです。また、食欲不振でも、同様に良質なタンパク質不足で肝機能低下の原因になります。
犬が季節の変わり目で強くなる予防法
洋服を着せる
犬には天然の洋服ともいえる毛皮がありますが、寒さに強いとされる犬種だけではなく、中には寒さに弱い犬種もたくさんいます。
特に、マルチーズやトイプードル、シーズーといった人気犬種は寒さには決して強いとは言えず、冬になるとぶるぶる震えるという子も少なくありません。
洋服を着せてあげることでわずかでも寒さ対策にはなるので、冬に限らず気温の差を感じるタイミングに合わせて、薄手の洋服や厚手の洋服を上手に使って温度差を少なくしてあげるようにしましょう。
ですが、これはあくまでも一つの方法なのでもし洋服を着せてひどく嫌がったり、ストレスを感じてしまうというタイプの子であれば、無理はしないようにしてくださいね!
朝・夕方・夜の外出を控える
季節の変わり目で気温差を大きく感じるタイミングは朝・夕方・夜です。
朝は日が昇る前なのでまだ気温が低いですし、夕方は日が沈んでくるため気温が下がり、夜は当然昼よりも気温は低くなります。
そのため、もしお散歩をするなら温度差が少なくなっている時間をできるだけ意識して、太陽が登り切って暖かくなった時間や夕方になる前などに出るようにしましょう!
空気の入れ替えをする
室内で過ごしている子はエアコンの効いた部屋にいることがほとんどだと思いますが、エアコンがずっと効いた部屋にいると外に出たときとの気温差に体が驚きやすくなります。
そうしたことを防ぐためにも、1時間に1回は10分程度でいいので空気の入れ替えをして、新鮮な空気を入れて外の気温に体を慣れさせるようにしましょう!
まとめ
いかがでしたか?
犬も季節の変わり目に体調を崩すことが分かりましたね(><)
体調を崩したら食欲不振や足腰が弱くなったり、下痢などの症状が発生します。私たち人間もですが、季節の変わり目に体調を崩さないように、洋服を着せるなど、対策をしましょう。
寒がりな犬は洋服を着せてあげればおしゃれにもなるし、防寒対策にもなりますね♪

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