犬の生理(ヒート)はどのくらい続くの?

犬の生理(ヒート)について

こんにちは!今回は「犬の生理(ヒート)」についてお話ししたいと思います。

 

 

新しく女の子の子犬を迎え入れたときに気になるのが、犬にも生理があるの?ということだと思います。

 

 

飼い主さんがしっかりと理解しておかないと、散歩のときなどにトラブルになってしまうので、しっかりと理解しておきましょう!

 

 

 

犬のヒート(生理)とは

 

 

犬の生理は「ヒート」と呼ばれています。避妊をしていない女の子の犬は、必ず迎えるのがヒート(生理)です。

 

 

犬も私たち人間と同じように、身体の中で赤ちゃんを産むために準備が始まります。

 

 

そのひとつが、メス犬のヒート(生理)です。ヒート(生理)とは、犬の「発情前期・発情期・発情休止期・無発情期」の期間を表す言葉で、避妊をしていない健康なメス犬に訪れます。

 

 

 

犬の発情周期について

 

 

発情前期

 

 

発情出血が始まってから、雄犬に交尾を許容するまでの期間のことをいいます。持続日数は個体差がありますがだいだい5~10日間です。

 

 

妊娠するために身体が変化する時期で、陰部が腫れたように膨らみ、出血が始まります。

 

 

膣分泌中の性ホルモンによってオス犬をひきつけますが、まだ交尾は許しません。

 

 

【発情前期のメス犬の様子】

 

・お尻を気にして舐める

 

・排尿の回数が増える

 

食欲の低下など、元気がなくなる場合もあります。

 

 

 

発情期

 

 

雄犬に交尾を許容する時期で、持続日数はだいたい7~10日ですが個体によって大きな幅があります。

 

 

出血のピークを迎え、それから徐々に出血量が減っていきます。

 

 

そのため、外陰部の腫れは発情期の4~5日をピークに退縮します。発情出血も発情期の中ごろから減少し、色も赤色から淡いピンク色に徐々に薄くなっていきます。

 

 

 

【発情期のメス犬の様子】

 

・落ち着かなくなり、いつもと様子が変わって反抗したり甘えたりする事もあります。

 

・また、雄犬に普段はあまり興味がなくても、この時期は興味を示す場合もあります。

 

 

 

発情休止期

 

 

発情出血が止まり、雄を許容しなくなる発情期の終了から、黄体が退行するまでの約2ヶ月のことをいいます。

 

 

身体が通常の状態に戻り、出血も止まる

 

 

【発情後期のメス犬の様子】

 

・いつも通り落ち着いてくる。

 

・乳腺が発達して張る子もいます。

 

 

※発情期から4~6週間後に、「偽妊娠」が発現する時があります。おおむね10~15日間で終了する事が多いようです。

 

 

偽妊娠の主な症状は、出産していないのにお乳が出たり、食欲不振に陥ったり、中には巣作り行動をし、ぬいぐるみを抱え、子育ての行動をする子もいます。

 

 

無発情期

 

発情休止期から次の発情前期(ヒートでない期間)までの4~8ヶ月のことをいいます。

 

 

ホルモンの分泌がおさまっている為、発情しません。

 

 

生理(ヒート)が始まる時期は?

 

 

性成塾を迎える時期に起こります。

 

 

犬のヒートは、通常生後6~10か月齢ですが、個体差があるので生後5か月齢くらいでくる犬もいれば、生後1年経過してから始まる犬もいます。

 

 

生理(ヒート)期間は個体差はありますが20日間程度続きます。

 

 

その後は小型犬で5〜7ヶ月、大型犬で8〜12か月の間隔で、年に1〜2回生理があります。

 

 

 

犬に生理痛はあるの?

 

 

犬のヒート(生理)痛はないと言われていますが、ヒート(生理)による体調不良は考えられます。

 

 

人間のヒート(生理)痛は、子宮や子宮内壁における血液の塊がはがれ落ちることで痛みがあります。

 

 

対する犬のヒート(生理)は、子宮内膜の充血によるものなので痛みはありません。しかし、犬の発情によるホルモンの動きはありますので、ホルモンバランスが乱れることによる体調不良が考えられます。

 

 

具体的には、

 

  • 食欲不振

 

  • 睡眠時間が長くなる

 

  • 休んでいることが多くなる

 

など

 

 

基本的ないつもの元気が無いような様子が見られることがあります。

 

 

愛犬の生理(ヒート)がこなくて心配。

 

 

予定周期を過ぎても愛犬のヒート(生理)がこない場合において、妊娠以外にも、以下のような原因でヒート(生理)が遅れることが考えられます。

 

 

  • 偽妊娠(想像妊娠)

 

  • ホルモンの異常

 

  • 体調不良

 

  • 病気

 

また、ヒート(生理)が遅れているわけではなく、愛犬のヒート(生理)による出血が少ないため飼い主さんがヒート(生理)に気が付かないこともあります。

 

 

愛犬のヒート(生理)が遅れて心配なときは、妊娠の有無は動物病院にて検査することができます。

 

 

詳しくはかかりつけの動物病院に相談してみてください。

 

 

「おりもの」のようなものが出ている

 

 

犬のヒート(生理)に似た症状として「子宮蓄膿症」や「膣炎」さらに「膀胱炎」などの病気があげられます。

 

 

「子宮蓄膿症」は子宮の代表的な病気で、放置すると子宮破裂となる可能性が高く、一刻を争います。子宮蓄膿症が疑われる場合は早急に病院を受診しましょう。

 

 

なお、子宮の病気ではありませんが「膀胱炎」も尿の中に血液が混じることがあり、ヒート(生理)と間違うことがあるので注意が必要です。

 

 

 

生理中注意するべきこと

 

 

散歩には注意する

 

 

愛犬が嫌がるようでしたら、無理に散歩に行く必要はありません。

 

 

しかし、体調がすぐれていて元気なのであれば、散歩に行ったほうが運動もできるのでしたほうが良いかもしれません。

 

 

ヒート中のメス犬は、オス犬にとって大変魅力的な存在です。お散歩中にオス犬に遭遇すると、オス犬が興奮してトラブルにつながることがあります。

 

 

散歩はほかの犬とすれ違わない場所や時間帯に行くか、自宅の庭でリフレッシュするようにするなど、工夫するようにしましょう。

 

 

また、オス犬は、メス犬のヒートのにおいに興奮するため、不特定多数の犬がいる場所、ドッグランやドッグカフェ、トリミングサロンなどは控えるようにしましょう。

 

 

 

ヒート中の犬はシャンプーを控えたほうが?

 

 

ヒート(生理)中の犬は、身体の免疫力低下による細菌感染を引き起こしやすくなるため、出血等で汚れた陰部を清潔に保つという意味でのシャンプーは効果的と言えるでしょう。

 

 

ただしトリミングサロンは不特定多数の犬が居るのでなるべく控えましょう。

 

 

 

マナーパンツを履かせたほうが良い?

 

 

マナーパンツを穿かせる利点はいくつかあります。

 

 

ひとつに、マナーパンツを穿かせることによって、他の飼い主さんが一目見て「あの子はヒート中なんだ」と分かるようにすることです。そうすることで散歩時によるオス犬との接触を避けることが期待できます。

 

 

ただし全てが防げるわけではないので、マナーベルト(おむつ)に過信は禁物

 

 

ふたつ目に、ヒート(生理)の出血量が多いときに、マナーパンツを穿かせることで自宅の床などに血液が付着して汚れるのを防ぎます。

 

 

 

感染症に注意

 

 

生理中は免疫力が下がっているため、感染症などにかかりやすいので注意しましょう。

 

 

また、今はだいぶ稀なケースになってきましたが、愛犬を屋外で飼っている場合も、できれば生理中は屋内に入れてあげることをおすすめします。

 

 

こんな症状の場合は病院へ

 

 

生理(ヒート)の出血は大体2週間くらいでおさまりますが、1ヶ月を超えても犬の出血が続く場合は、子宮の病気である可能性があるので要注意です。

 

 

出血自体が少なく、犬が陰部を舐めてしまって、生理期間の長さに気づかないこともあります。

 

 

愛犬の行動をしっかりとチェックすることを心がけましょう。

 

 

避妊手術も一つの選択肢

 

 

避妊をすると、ヒート(生理)が訪れなくなると同時に乳腺腫瘍や子宮蓄膿症といった怖い病気を未然に防ぐことができます。

 

 

愛犬がヒート(生理)によってストレスを感じる場合や、子どもを産ませる予定がない場合は、避妊手術を行うのもひとつの手です。

 

 

家族とよく話し合い、信頼できる獣医師のもとで行うようにしましょうね。

 

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?犬の生理(ヒート)は人間とは異なり、くる周期が半年に1回や20日間続き、違いがたくさんありましたね!

 

 

飼い主さんは愛犬の生理にたくさんの不安や戸惑いがあるかと思いますが、愛犬のためにも知識を身に着けておきましょう。

 

 

避妊手術をしていない犬は、必ず生理(ヒート)がきます。飼い主さんが愛犬のヒート周期を理解しておかなければ、散歩とかに行ったとときトラブルになってしまいます。

 

トラブルにならないためにも家族と相談をし、避妊手術を検討してみてはいかがでしょうか。病気のリスクも減らすことができます。