2022.01.11 | コラム
愛犬のマーキング癖をどうにかしたい!!

こんにちは!トリマーの黒岩です(^^)
みなさんの愛犬はおうちでマーキングをしますか??
マーキングをする理由はご存知でしょうか?
どうしてそのような行動をとってもしまうのかをお話したいと思います!
contents
マーキングを排尿の違い
マーキングは排尿とは異なり、少しずつ、室内外問わずさまざまな場所で行うものです。
ただし!
家の中と外で行う場合では、マーキングの意味や理由が異なる場合もあります!
どうしてマーキングしているのかを正確に判断しましょう!
犬が室内でマーキングする理由
安心感を得るためのマーキング
犬のマーキングは一般的に、「縄張りの主張」であり、他の犬を寄せ付けないようにする。という意味があると考えられています。
しかし、最近では、マーキングによって自分のにおいを拡散させることで「安心したい」と感じているのではないかという説が有力になってきているそうです。
恐怖心によるマーキング
飼い主さんに強く叱られた時など、犬は恐怖を感じてマーキングしてしまうことがあります。
このような時に愛犬を叱ると、さらに強い恐怖を感じ人間不信になるおそれもあるので注意しましょう。
ストレスによるマーキング
環境の変化や散歩・コミュニケーション不足など、飼い主さんとの関係に満足できずにストレスがたまっていると、犬はそのストレスをマーキングという形で表券することがあります。
なぜ犬はマーキングをするの?
縄張り意識によるもの
犬は尿のにおいをかいだだけで性別や年齢、大きさなどを判断する能力を備えているので、自己紹介代わりにマーキングを行います。
自らの行動範囲をマーキングで示し、その場所が自分の縄張りだということをアピールしているのです。
散歩中など、屋外でのマーキングは、他の犬へのアピールがほとんどです。
縄張り意識の場合は、象徴ずつという特徴が見受けられるのです。
ストレスによるもの
屋内でマーキングをする場合、環境の変化などによるストレスでマーキングをしている可能性があります。
引越し直後などにマーキングをはじめた場合は、ストレスが原因である可能性が高いです。
また、嫌なことがあったり、欲求不満だったりする場合にも、マーキングが増える場合があります。
愛犬とたくさん遊ぶ時間をつくったり、お散歩を十分にしてあげ、ストレスを減らしてあげましょう。
病気の可能性
環境の変化がないにも関わらず、突然マーキングを行うようになった場合、なんらかの病気が潜んでいることもあります。
膀胱炎を患っている場合は、マーキングのような少量の粗相が増えるので、こういったケースは病院で検査を受けることをおすすめします。
女の子もマーキングをする?!
マーキングをするのは男の子だけだと思われがちですが、実は女の子もマーキングをします。
女の子も縄蜂主張としてマーキングする場合もありますが、それ以上に子孫を残すための本能でマーキングすることが多いようです。
尿には女の子特有のフェロモンも含まれているので、発情期にマーキングをする女の子もいます。
マーキングを防ぐ対策
避妊・去勢手術を行う
縄張り意識は子孫を残す本能から生まれることが多く、去勢・避妊手術を行えばマーキングの意欲も必然的に下がります。
完全に治すことが出来なかったとしても、回数が減ったという飼い主さんの報告は多いです。
去勢・避妊手術には、子宮蓄膿症や前立腺肥大といった性別特有の疾患の発症リスクを減らす効果もあります。
はじめて発情期を迎える前(生後6ヵ月~1歳)に済ませると、乳腺腫瘍の発症率が下がるという報告もあります。
マーキングした場所はしっかりと消臭する
自分のマーキング臭が残っていると、その場所に繰り返しマーキングする確率が高くなります。
もしもマーキングが見られたら、なるべく早く掃除をして、きちんと消臭することが防止策として効果的です。
マナーベルトを着用する
最終手段としては、腰に巻きつけてマーキングや粗相を防止するマナーベルト着用で対処しましょう。
マナーベルトは使い捨てのものや布製のものがあります。
ドッグカフェや犬と止まれる宿などにお出かけする際、迷惑をかけることもなくなるので便利です。
また、そのマナーパンツは大きさに注意しなければなりません。
大きすぎると外れてしまい、小さすぎると漏れてしまったり、かぶれの原因になります。
愛犬にあうサイズをよくみて購入しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
犬がマーキングする理由はいくつかあることがわかりました。
環境の変化やストレス、病気の可能性など、愛犬がストレスと感じているサインに気づいてあげることがポイントです。
マーキングを防止する方法もいくつかあるので、気になる場合は、マーキングされた場所をすぐに消毒するなど対策を試して見ましょう。

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