犬の耳が臭い?!何が原因でニオイが?

犬の耳のにおい

こんにちは!トリマーの黒岩です(^^♪

 

 

 

みなさんの愛犬は、耳のにおいは大丈夫ですか?

 

 

 

ふとした時、愛犬に顔を近づけたらちょっと臭かったなどを経験したことがある方もいるかと思います。

 

 

 

今回は、「犬の耳のニオイ」についてお話したいと思います!

 

 

 

 

犬の耳の構造

 

 

 

犬の耳は外耳、中耳、内耳の3つの部位で構成されています。

 

 

 

外耳は耳と鼓膜までの耳道を指し、そこから分泌される老廃物を一般的に耳垢と呼びます。

 

 

 

中耳は鼓膜からつながる空洞で、音の振動を内耳に伝える役割があります。内耳は音の振動と平衡感覚を脳神経に伝える器官です。

 

 

 

 

どうして犬は外耳炎が多いの?

 

 

 

通気しにくい構造をしている

 

 

 

人と違い、犬の外耳道は垂直部と水平部からなる“L字型”をしており、通気しにくい構造をしています。

 

 

 

外耳炎を起こしやすい素因としては、垂れ耳であること、耳道が狭いこと、耳毛が多いことなどが挙げられます。

 

 

 

これらは、耳道内の通気性をさらに悪くする原因となり、外耳炎の悪化させる要因である細菌や真菌を増殖しやすい環境を作りだします。

 

 

 

 

外耳炎の原因は?

 

 

 

異物

 

 

 

耳道内に外から異物が入り込んでしまった場合に、外耳炎が起きることがあります。

 

 

 

お散歩中に草むらに入って、耳のなかに植物の種が入ってしまったなどの異物による物理的な刺激が原因となります。

 

 

 

 

アレルギー

 

 

 

アトピー性皮膚炎や食物アレルギーなどの基礎疾患を持っている場合でも、外耳炎は起こります。

 

 

 

耳以外の場所でもかゆみや皮膚病変を示すことが一般的です。

 

 

 

アレルギーを持つ犬は皮膚のバリア機能が低下しているため、細菌や真菌の感染が非常に起こりやすく、感染性の外耳炎を繰り返してしまうことがあります。

 

 

 

 

寄生虫

 

 

 

外耳炎を引き起こす寄生虫の代表として、ミミヒゼンダニ(疥癬)があります。

 

 

 

犬の外耳道に寄生するミミヒゼンダニは、強い掻痒を伴う外耳炎を引き起こします。強い痒みとともに黒~茶褐色の耳垢が耳道内に見られます。

 

 

 

 

細菌・真菌

 

 

 

細菌や真菌などの微生物の増殖は、外耳炎の直接的な原因ではなく、慢性化し悪化させてしまう要因です。

 

 

 

正常な耳にもブドウ球菌などの細菌やマラセチアといった真菌は少数みられますが、先述した原因によって耳道内に炎症が起こることによって微生物が増えやすい環境ができることで外耳炎を悪化させます。

 

 

 

茶色い耳垢や緑色の膿が耳介や耳道にみられるようになります。

 

 

 

 

中耳炎

 

 

 

犬が中耳炎を発症しているときには、鼓膜に何らかの異常が起こっている場合があります。

 

 

 

また、鼻腔の炎症が耳管を通じて中耳に広がることもあります。犬の中耳炎の多くは、外耳炎が進行し発症します。

 

 

 

 

内耳炎

 

 

 

進行した外耳炎は、最終的に内耳炎を引き起こす場合があります。

 

 

 

内耳は聴覚と平衡感覚を司る器官であり、ここに炎症が起きると感覚障害が引き起こされます。また、平衡感覚の異常により吐き気を催すこともあります。

 

 

 

中耳と内耳は解剖学的にさまざまな神経の近くにあり、炎症が広がると顔面神経麻痺を始め神経症状を引き起こすことがあります。

 

 

 

 

トラブルになりやすい犬

 

 

 

垂れ耳の犬

 

 

耳が耳道に蓋のように覆いかぶさってしまい、湿気がたまり汚れやすくなります。

 

 

 

耳毛が多い犬

 

 

毛に耳垢が絡まってしまうため、汚れやすくなってしまいます。

 

 

 

好奇心旺盛な犬や神経質な犬

 

 

好奇心旺盛な犬は、散歩中に草むらにどんどん入ってしまい、異物が耳の中に入りやすくなります。

 

 

また、神経質な犬は、耳掃除を嫌がり、その頻度が落ちてしまうため、トラブルが起こります。

 

 

 

 

犬が外耳炎になったらどんな症状が出るの?

 

 

 

耳が痒い・痛

 

 

耳がかゆい場合には、頭をふる、後ろ足で首元や耳を掻く、床などに耳をこすりつけるなどの症状が出てきます。

 

 

 

しかし、頭を振ったり、後ろ足で耳を掻いたりといった様子は外耳炎でなかったとしても、犬が普段からする行動です。

 

 

 

明らかに行動の頻度や執拗さが増しているなど、いつもの様子と比較して観察することが異変に早く気付くポイントかもしれません。 また、耳が痛いときには、耳を触ることを嫌がる・怒るなどの行動を示します。

 

 

 

 

耳の赤み

 

 

 

耳道内を見ることは難しいですが、外耳炎を起こしている場合、炎症が耳介部にも広がっており、耳がいつもより真っ赤になっていることがあります。

 

 

 

また、かゆみが強い場合は、掻きむしることで出血がみられることもあります。

 

 

 

耳から悪臭

 

 

 

外耳炎を起こしている場合、独特の臭いがするようになります。耳をめくったときに臭いと感じたら、すぐに外耳炎を疑いましょう。

 

 

 

耳垢・膿

 

 

 

耳に耳垢が付着している場合や、コットンなどで耳を拭ったときに茶色~黒褐色の耳垢が取れてきた場合に、外耳炎を疑います。

 

 

 

場合によっては、緑色の膿が耳介や耳の穴に付着していることがあります。

 

 

 

 

予防法

 

 

  • 耳道内のそうじ

 

  • 点耳薬

 

  • 駆虫薬

 

  • アレルギー治療

 

 

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?

 

 

 

耳のにおいは、外耳炎が疑われます。愛犬が耳を痒がっていたり、何かにおいがしたり、汚れていたら一度動物病院で診てもらいましょう。

 

 

 

外耳炎の可能性があります。

 

 

 

原因は様々ですが、日常の様子を観察していち早く気付いてあげられるようにしましょう。