耳が臭い!なんのトラブルが起きてるの?!

耳の病気

こんにちは!今回は「耳のにおい」についてお話したいと思います!

 

 

みなさんの愛犬の耳は大丈夫でしょうか?愛犬を撫でた時、顔を近づけた時ににおうときはありませんか?

 

 

 

そんな耳のトラブルについて詳しく見ていきましょう!

 

 

 

犬の耳が臭い原因

 

 

正常な耳垢は臭わない!臭いの原因は炎症や感染症!

 

 

正常な耳垢はそれほど臭うものではないので、不快に感じることは少ないと思います。耳垢そのものは生理的な汚れの発生なので少量であれば無害といえます。

 

 

 

愛犬の耳が臭う原因は炎症や感染症といえるでしょう。

 

 

 

耳の構造

 

 

 

犬の耳は外耳、中耳、内耳の3つの部位で構成されています。外耳は耳と鼓膜までの耳道を指し、そこから分泌される老廃物を一般的に耳垢と呼びます。中耳は鼓膜からつながる空洞で、音の振動を内耳に伝える役割があります。内耳は音の振動と平衡感覚を脳神経に伝える器官です。

 

 

 

通気しにくい形をしている

 

 

人と違い、犬の外耳道は垂直部と水平部からなる“L字型”をしており、通気しにくい構造をしています。

 

 

 

外耳炎を起こしやすい素因としては、垂れ耳であること、耳道が狭いこと、耳毛が多いことなどが挙げられます。

 

 

 

これらは、耳道内の通気性をさらに悪くする原因となり、外耳炎の悪化させる要因である細菌や真菌を増殖しやすい環境を作りだしてしまいます。

 

 

 

 

耳垢がひどく、耳が臭う原因として考えられる病気

 

 

外耳炎、中耳炎、内耳炎が挙げられますが、その多くは外耳炎であり、主な原因は炎症や感染症によるものです。

 

 

 

外耳炎

 

 

外耳に炎症が起こるのが外耳炎です。

 

 

耳道(耳の穴から鼓膜までのあいだ)に炎症が起こります。細菌や真菌などの繁殖、耳ダニなどの寄生虫によるもの、アトピーやアレルギーなどによる過敏症など、異物混入や腫瘍が原因となるケースがあります。

 

 

 

 

中耳炎

 

 

中耳に炎症が起こるのが中耳炎です。

 

 

中耳とは、鼓膜とその奥の空間(鼓室)からなる場所のことです。細菌感染が原因になることが多く、外耳炎から鼓膜を通って中耳炎になることが多いです。

 

 

難治性の外耳炎や、外耳炎の治療を十分にしていなかった場合などに発症するリスクが高まります。

 

 

 

 

内耳炎

 

 

内耳に炎症が起こるのが内耳炎です。

 

 

内耳は、中耳からさらに奥にある場所でバランスをつかさどる三半規管などがあります。慢性化した中耳炎から内耳炎になるのが一般的です。

 

 

顔面の神経がマヒしたり、耳が聞こえづらくなったりします。また、瞳孔の大きさが左右で異なる、通常は目頭にしまわれている第三眼瞼(だいさんがんけん)が出てくる、などの目の症状がみられることもあります。

 

 

 

重症かつ重度の感染がみられる場合は、入院治療が必要となります。(><)

 

 

 

 

どう対処すれば良いの?!

 

 

 

耳が臭くなる原因の多くは、感染や炎症となります。

 

 

通常は、外耳炎から中耳炎へ、中耳炎から内耳炎へと波及していきます。               

 

 

 

外耳炎の一般的な特徴

 

 

 

  • 細菌感染による外耳炎:黄色い耳垢やドロッとした耳垢で膿んだにおいがする

 

 

  • 真菌感染による外耳炎:茶色い耳垢で独特の臭いにおいがする

 

 

  • 耳ダニによる外耳炎 :大量の黒い耳垢で激しいかゆみが生じる

 

 

 

そのほかにも、アトピーやアレルギー、腫瘍、植物の種などが耳に入ってしまう、などが原因となります。

 

 

 

 

犬が外耳炎になったらどんな症状が出るの?

 

 

耳がかゆい・痛い

 

 

耳がかゆい場合には、頭をふる、後ろ足で首元や耳を掻く、床などに耳をこすりつけるなどの症状が出てきます。しかし、頭を振ったり、後ろ足で耳を掻いたりといった様子は外耳炎でなかったとしても、犬が普段からする行動です。

 

 

 

見分けるポイントとしては、明らさまにかいている頻度が増えているなど、いつもと様子を比較し、観察するようにしましょう。

 

 

 

また、耳が痛いときは触るのを嫌がったり、怒りだす犬もいます。

 

 

 

 

耳の赤み

 

 

耳道内を見ることは難しいですが、外耳炎を起こしている場合、炎症が耳介部にも広がっており、耳がいつもより真っ赤になっていることがあります。

 

 

 

また、かゆみが強い場合は、掻きむしることで出血がみられることもあります。(><)

 

 

 

 

耳から悪臭

 

 

外耳炎を起こしている場合、独特の臭いがするようになります。耳をめくったときに臭いと感じたら、すぐに外耳炎を疑いましょう。

 

 

 

 

耳垢・膿

 

 

耳に耳垢が付着している場合や、コットンなどで耳を拭ったときに茶色~黒褐色の耳垢が取れてきた場合に、外耳炎を疑います。場合によっては、緑色の膿が耳介や耳の穴に付着していることがあります。

 

 

 

 

犬の外耳炎・治療法

 

 

耳道内の洗浄

 

 

外耳炎を治療するうえで重要なこととして、耳道内の汚れを取り除くことがあります。感染や炎症を抑えるための点耳薬を投薬するとき、耳道内が汚れたままでは薬の効果が100%得られません。ただし、炎症が外耳道よりもっと奥に波及している場合や耳道が重度に腫脹している場合など、積極的に洗浄を行わない方が望ましい場合もあります。

 

 

 

耳の洗浄は耳専用の洗浄液を使って行いますが、その方法を誤ってしまうと、外耳炎を悪化させてしまうので、必ず獣医師の指導を受けましょう!

 

 

 

 

点耳薬

 

 

かゆみや炎症を抑える薬、二次感染を抑える抗菌薬や抗真菌薬など症状や原因に合わせて使用します。

 

 

 

一日数回投与が必要な薬もあれば、1週間効果が持続する薬など種類はさまざまです。

 

 

 

駆虫薬

 

 

寄生虫による外耳炎の場合には、原因である寄生虫を駆虫する必要があります。外耳道以外の皮膚にも寄生している可能性が高いので、駆虫薬の全身投与を行います。

 

 

 

アレルギーの治療

 

 

外耳炎の原因として食事アレルギーもしくはアトピー性皮膚炎が疑われる場合、耳の炎症や感染を抑える治療とは別に、アレルギー疾患に対する治療を行っていきます。

 

 

 

 

治療期間はどのくらい?

 

 

外耳炎の治療は、原因や症状の度合いによって変わってきますが、2~4週間の治療が必要になることが一般的です。

 

 

 

かゆみがなくなったから、耳垢が減ったからと、薬を早い段階でやめてしまうと、症状が再発してくる可能性があるので、1~2週間に1回獣医師がチェックをしながら治療期間を検討していきます。

 

 

 

また、外耳炎の原因に基礎疾患としてアレルギーを持つ場合、その診断・治療には数ヶ月かかります。

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

いかがでしたか?犬の耳の病気は外耳炎から中耳炎、中耳炎から内耳炎に波及していくことがわかりましたね!なので一番多い症状としては外耳炎です。

 

 

 

明らさまにいつもより耳をかいていたり、耳ではなく首元を頻繁にかいている様子。愛犬の頭を撫でたり、顔を近づけたとき臭かったらまず耳をみましょう!

 

 

 

赤く腫れていたり、耳垢が多かったりする場合があるので動物病院で見てもらうようにしてください!

 

 

 

いち早く異変に気づくことができるのは飼い主さんです!普段から様子を観察するようにしましょう!