愛犬が耳掃除を嫌がるのはどうして?

耳掃除を怒る理由

こんにちは!トリマーの黒岩です(^^)

 

 

 

みなさんはおうちで愛犬の耳掃除はしていますか?

 

 

 

おりこうさんにしていて、やらせてくれる犬もいれば、嫌がって怒る犬もいるかと思います。

 

 

 

なので今回は、「犬が耳掃除を嫌がる理由。どうしたらいい?」についてお話したいと思います!

 

 

 

犬の耳掃除は必要な理由

 

 

 

細菌の繁殖を防ぐため

 

 

 

犬に耳掃除を行う主な理由は、犬の常在菌であるマラセチア(真菌の一種)や黄色ブドウ球菌など雑菌の増殖を防ぎ、犬の外耳道の衛生を保つためです。

 

 

 

特に湿気の多い梅雨から夏にかけては、シャンプー後などは、外耳道が蒸れてマラセチアの栄養源となる耳垢腺からの油分が増えがちです。

 

 

 

マラセチアの増殖によって、外耳道が炎症を起こして外耳炎になります。

 

 

 

外耳炎を予防するためには、外耳道を清潔に保てる耳掃除が有効だと言えるでしょう。

 

 

 

 

犬の耳の中はL字になっている

 

 

 

人間と同じように犬の耳は、外耳、中耳、内耳の3つの部分に分かれています。

 

 

 

人間の耳との大きな違いは、耳の穴から鼓膜までの外耳道の形状です。

 

 

 

人間の耳は、鼓膜まで真っ直ぐな外耳道ですが、犬の外耳道は、途中から横方向へ折れ曲がるL字型をしています。

 

 

 

そのため、耳の中に水が入ってしまうと水が抜けにくかったり、蒸れやすいため耳トラブルが起こります。

 

 

 

 

まずは耳掃除の前に耳チェック

 

 

 

耳チェックのポイント

 

 

 

耳の形にかかわらず必ずチェックしたいポイントが、耳垢の色と状態、耳の臭い、耳の中の色です。

 

 

 

特に、耳垢は色と状態、臭いでトラブルのチェックができます。

 

 

 

犬の耳垢の良い状態では、古くなった皮膚の角質や分泌物で、白~黄色っぽい色で乾燥し臭いもありません。

 

 

 

耳トラブルがあると、この耳垢に色がついたり湿り気があったりし、臭いがする場合もあります。

 

 

 

また、頭をブルブルと振る、耳まわりを触ると嫌がる、耳をかく場合も、耳トラブルの可能性があります。

 

 

 

 

耳垢チェック!!

 

 

 

まずは、耳を優しくひっくり返して、耳の中が赤くなっていないかチェックしましょう。同時に、汚れや耳垢があるかないかもチェックします。耳垢に状態によって、外耳炎を発症しているかどうかチェックできます。

 

 

 

  • 黄色のベタベタした油っぽい耳垢:脂漏症、皮脂の分泌が多い犬によく見られます。

 

  • 黄色く湿り気があり臭いがする耳垢:細菌感染の可能性があります。

 

  • カサカサとした黒っぽい耳垢:耳ダニに感染している可能性があります。

 

  • 茶色っぽい耳垢が大量にです:マラセチア生外耳炎の可能性があります

 

 

 

 

犬が耳掃除を嫌がる理由

 

 

 

洗浄液が冷たい

 

 

 

耳掃除に使う洗浄液ですが、犬にとってはとても不快なもののようです。

 

 

 

体温よりも冷たい液体が耳の中に入ってくるのは、人間でもちょっとびっくりしますよね。

 

 

 

また、アルコールが入っている洗浄液の場合、アルコール特有のスースーする感じが苦手な犬もいるようです。

 

 

 

 

洗浄液のニオイ

 

 

 

洗浄液にはアルコール成分が使われているものもあり、その成分のニオイが苦手という犬もいます。

 

 

 

人間にはちょっとしたことかもしれませんが、犬にとってはとんでもないニオイなのかもしれません。

 

 

 

 

保定去れるのが怖い

 

 

 

耳の掃除をする際に体を保定することがあります。

 

 

 

それが怖いと感じる犬も結構いるようです。自由を奪われて、よくわからない液体を耳に入れられ、何かわからないもので耳の中をいじられる…こう考えると人間でも怖くなってしまいますよね。

 

 

 

 

耳掃除をするときのコツ

 

 

 

「耳掃除=いいことがある」と教える

 

 

 

耳掃除のグッズを見ただけで逃げ出したり、隠れたりする犬がいるほど、耳掃除は犬にとって嫌なことのひとつです。

 

 

 

あまりに嫌がる場合は、耳掃除の後にはおいしいものがもらえる、遊んでもらえるなど「耳掃除をすると楽しいことがある」と条件付けることから始めてみてください。

 

 

 

 

犬をリラックスさせる

 

 

 

犬が嫌がっている時に、無理やり押さえつけて耳掃除をしないことも耳掃除のコツです。

 

 

 

まずは、耳掃除の前に犬をリラックスさせましょう。

 

 

 

マッサージをしたり、優しく声をかけたりするなど犬がリラックスできる方法を見つけることから始めましょう。

 

 

 

 

犬の耳掃除中は焦らず優しく行う

 

 

 

耳掃除を始めると、逃げ出そうとする犬を無理やり押さえつけ、少しでも早く終わらせようと焦ってしまこともよくあるケースです。

 

 

 

しかし、これでは逆効果になりかねません。まずは、耳の付け根を優しくマッサージし、耳の内側(耳たぶ部分)の汚れを専用のウエットティッシュやコットンで優しく拭き取りましょう。

 

 

 

 

洗浄液を温める

 

 

 

イヤークリーナーやイヤーローションを冷たいまま、犬の耳に使用すると犬はびっくりしてしまいます。

 

 

 

使用する前に、洗浄に使う液を人肌に温めておくと犬がびっくりしなくなり、耳掃除に対しての抵抗が減る可能性があります。

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

いかがでしたか?

 

 

 

犬は耳掃除をされることが苦手です。それを無理やり行うとさらに嫌がってしまい、怒ってかまれてしまう可能性もあります。

 

 

 

「耳掃除=いいことがある」ということを教えると、だんだんとやらせてくれるかもしれませんね(^^)

 

 

 

愛犬の耳掃除は月に1~2回程度で十分です。あまりやりすぎてもよくないですし、傷がついてしまうこともあるかもしれないので、耳掃除をするときは優しく行いましょう。

 

 

 

汚れがすごかったりニオイが臭かったら、外耳炎などの耳の病気かもしれないので、動物病院を一度受診しましょう。