犬の消化時間はどのくらい?!

犬の消化時間

こんにちは(^^)今回は「犬の消化時間」についてお話ししたいと思います!

 

 

みなさんは、愛犬の消化時間を考えたことはありますか?ご飯を食べてから、どのくらいの時間で消化されるのでしょうか?

 

 

詳しく見ていきましょう!

 

 

犬の消化時間はどのくらい?

 

 

犬の消化時間は年齢や食べた物などにより差がありますが、食べ物が口に入ってから便として体外に排泄されるまでおよそ12~24時間と言われています。一般的には胃袋での消化に2時間、小腸での消化に1時間ほどかかり、その後大腸でゆっくり水分が吸収され、12時間後に排泄される。という流れになります。

 

 

犬の体内で作られるエネルギーのうち60%以上が消化のために使われていると言われています。

 

 

 

食べ物を口にして胃に入るまで

 

 

犬の場合、食べ物が口に入ってから食道を通過し、胃に入るまでの時間は4~5秒です。

 

 

胃には主に食べ物の貯蔵と、消化の準備をする役割があります。胃で分泌された胃液により食べ物は少しずつドロドロな状態になり、小腸に送られます。

 

 

 

小腸に入ってから排便するまで

 

 

小腸は胃に近い側から十二指腸、空腸、回腸と言います。十二指腸には、食べ物を体内に吸収しやすい大きさに分解する「膵液」や、脂肪を小腸で吸収しやすくする「胆汁」などの消化液が流れ込み、本格的な消化・吸収が行われます。

 

 

小腸で栄養が吸収された後の不要物は大腸に送られ、水分が吸収された後、肛門から排出されます。

 

 

 

犬にとって消化時間が短い食べ物

 

 

生肉などの動物性たんぱく質が豊富な食べ物や、消化酵素がたくさん含まれた果物柔らかく煮てある食べ物は、体への負担も少なく4~5時間で消化されていきます。このように犬の消化にいい食べ物は、胃に留まっている時間が短いので、胃に優しい食べ物です。

 

 

犬にとって消化時間が長い食べ物

 

 

穀物や野菜など、特に食物繊維が多い食べ物はそのまま与えると消化不良を起こしてしまいます。

 

 

犬の腸は草食動物のように、腸の微生物による消化吸収ができないので、食物繊維でできている、野菜の細胞壁内の栄養を消化吸収することが難しいため、消化時間も長くなります。

 

 

 

犬の消化時間には個体差がある

 

 

仔犬の場合

 

 

仔犬は消化器官が未発達なので、食後40分~2時間くらいで食べたものが便として排出されます。空腹時間が長いと胃液を吐いたり低血糖になってしまう危険性があるので、1日の食事の回数は時間を見て3~4回に分けるのが良いです。胃腸の負担よりも栄養を吸収することの方を考え、市販のフードは「仔犬用」を与えてあげてください。

 

 

また、1度に大量のフードを与えると消化不良を起こしてしまうので、決められた1日分の食事を分けて与えましょう。

 

 

 

老犬の場合

 

 

老犬になると消化器官の機能が低下してくるため、消化に時間がかかるようになります。

 

 

犬を長生きさせる秘訣は食事、運動、ストレスをかけないことなど様々ですが、老犬になると消化器官の働きが衰えてくるので、「老犬用」フードに切り替えることや、健康に悪影響を及ぼす可能性がある化学物質が使用されている食べ物を避けることです。

 

 

また、食事の回数は少量を小分けにすることで消化器官にかかる負担も軽減できます。ドライフードなどの固いものはお湯でふやかしたり細かくして出汁と混ぜてあげたりすることで消化の手助けができます。

 

 

 

犬のうんちで消化不良や異常を見極めるポイント

 

 

  • うんちの硬さは適切か?

 

  • カチカチに硬いうんちではないか?

 

  • ユルユルに柔らかいうんちではないか?

 

  • 水っぽいうんちではないか?

 

  • ゼリーのようなうんちではないか?

 

  • 黒いうんちではないか?

 

  • 白いうんちではないか?

 

  • 血便ではないか?

 

  • 虫がついているうんちではないか?

 

 

特に要注意なのは黒いウンチ、白いウンチ、血便の場合です。これらのウンチの場合は胃潰瘍、肝臓の不調、腸炎などの可能性があります。

 

 

虫がついているウンチの場合は、寄生虫の可能性があります

 

 

 

消化と食糞には関係性があるの?

 

消化と食糞には密接な関係がります。

 

 

  • 食事量が足りていない

 

  • 食事量が多い

 

  • ビタミンB、ビタミンKの不足

 

  • 消化器系の病気

 

  • 消化酵素不足

 

食事の量が少なすぎると栄養素を補うために、多すぎても消化不良が原因で臭いが強いうんちになり食糞してしまいます。

 

 

犬の消化時間・飼い主さんが気を付けること

 

食後の運動は控える

 

 

食べ物が胃の中にある状態で急に運動すると、胃が多量のガスで膨れ上がり、胃が捻れる「胃拡張・胃捻転症候群」を起こすことがあります。

 

 

胃拡張・胃捻転症候群を発症すると腹部が膨らみぐったりとし、頻繁なゲップや大量のよだれが出るようになります。その後、呼吸困難や脈圧の低下が起こり急激に状態が悪化して、ショックを起こし死に至ります。胸の深い大型犬に多い病気ですが、小型犬でも発症することがあります。

 

 

食後2時間ほどは散歩や運動を控えましょう。

 

 

消化時間のかかる食べ物には注意

 

 

 

食物繊維を多く含む食べ物は、適切な量を与えることで便通の改善効果が得られますが、犬は人と比べ食物繊維の消化が苦手なため、与え過ぎれば軟便や下痢の原因になるので注意しましょう。

 

 

先ほども言いましたが、犬は肉食寄りの雑食であるため、野菜や雑穀は消化しにくく、消化に時間がかかったり消化不良を起こし、下痢や軟便、嘔吐などの症状を引き起こしてしまうことがあります。

 

 

誤飲・誤食と消化時間について

 

 

通常、食べた物は胃の中に2~3時間ほど残っています。犬が食べてはいけないものを口にしてしまった場合には、早急に吐かせるための催吐処置や内視鏡による摘出が必要になるので、様子を見ずに動物病院を受診しましょう

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?犬の消化時間は個体差があります。仔犬と老犬でも違います。その子にあった食事方法でご飯を与えましょう!

 

 

消化不良を起こしていると不安ですよね、その不安を少しでもなくすために、消化に良い、リンゴ、キャベツ、ヨーグルト、納豆、さつまいもなど、工夫をして与えるようにしてみてください♪

 

 

しっかりと消化できているのは、便で確認できるので、日ごろから観察するようにしましょう。