2021.08.01 | コラム
犬のダイエット方法!何が原因で肥満に?!

こんにちは!みなさんは愛犬の健康管理をしっかりしていますか?
食欲が良くて、なんでも食べ物を与えていたら肥満体型になってしまった。とお困りの方がいるかと思います。
なので、今回は、肥満体型になってしまう原因や、ダイエット方法、太らないためにはどうしたら良いのか、詳しく説明していきます!
contents
犬が肥満体型に成ってしまう原因
運動不足
1日2~3食しっかり与え、おやつも与えているのにも関わらず、愛犬が散歩に行きたがらないからといって散歩に行かないなどしていませんか?
中・大型犬は、散歩時間がたくさん必要です。しかし5~10分と短い時間の散歩だと運動不足になってしまいます。
高カロリーの摂取のしすぎ
適度に散歩や運動をさせているのにも関わらず、犬が太ってしまう原因として、食事内容が高カロリーである可能性が考えられます。
脂質や糖質の多い食べ物が主体だと太りやすくなってしまいます。
例)カボチャやサツマイモよ喜んで食べますが、これも脂質が比較的多い食べ物です。
ごはんの与えすぎ
栄養バランスの取れたドッグフードでも、与えすぎてしまうと犬は太ってしまいます。
特に、ドライフードは粒が小さいので、給餌量から適正な量を判断しておかないと、つい多く与えてしまうので注意が必要です。
おやつの与えすぎ
犬は、ご褒美としておやつをもらえると、その後も何回もおねだりして欲しがります。
飼い主さんが愛犬からおやつをねだられるままにおやつを与えてしまうと、それが毎日少しずつであっても、摂取カロリーがオーバーして犬は太ってしまいます。
犬の去勢・避妊手術
犬は去勢や避妊手術によって性ホルモンの影響を受けなくなります。このことから基礎代謝が下がり。手術後は食事量や運動量を変えないと、犬は自然と太りやすくなります。
また、これらの他に病気を原因として太る、肥満になる場合があります。
肥満へのリスク
足腰への負担
体重が増加すれば当然、愛犬の足腰には負担がかかってしまいます。
足腰に負担がかかるということは、捻挫(ねんざ)、関節炎、椎間版(ついかんばん)ヘルニアなどのリスクが高まります。
特に、胴が長く、足の短いダックスやコーギーなどは、太れば太るほど足や腰への負担は深刻です。
心臓への負担
太っていると、全身に血液を送り出す心臓への負担が増えます。
それは、体が大きくなればなるほど、血液の量が必要となり、そのために心臓が無理をして頑張る必要があるからです。
呼吸器への負担
首まわりに脂肪がついてしまうと、気道が圧迫されて呼吸がしにくくなります。呼吸がしにくくなると、ゼエゼエと苦しそうな呼吸や咳をする様になります。
呼吸の仕方がいつもと違っていたり咳をしている場合は、肥満だけではなく別の原因がある可能性もあるので、まずは動物病院で獣医師に診てもらいましょう。
糖尿病の発生
犬にも糖尿病があります。
肥満が脂肪の代謝障害を引き起こし、膵臓に負担をかけすぎてしまい、血糖値の上昇が抑えられなくなってしまうのが原因と考えられます。
ダイエットを始める基準や判断方法
まずは適正体重を知る
犬種によって、標準的な体重や体型は異なります。また、同犬種でも太りやす子もいれば太りにくい子もいます。
一般的に、適正体重を15%以上超えてしまうと肥満(太り過ぎ)と言われています。
ボディ・コンディション・スコア(BCS)について
犬は、犬種や体格によって個体差が大きくなりやすいため、適正体重が定まりにくいです。
そので、ボディ・コンディション・スコア(BCS)という、標準体型かどうかを確認するための方法があります。
BCSのチェック方法
愛犬を立たせた状態で上から見る
犬を上から見た時に腰の部分がくびれている状態がベストです。
腰のくびれがない場合は肥満と考えましょう。
愛犬を立たせた状態で横から見る
真横から見て、前足から後ろ足に向かってつり上がっている体型が理想的です。
(犬種によっては、違う場合もあります。)
つり上がっていない、お腹が垂れている状態の場合は肥満と思いましょう。
触ってみる
お腹や腰のあたりを触った時に、皮下脂肪が薄く、肋骨にも指で触れるくらいが良いとされています。
触っても脂肪が厚く、触れても肋骨がわかりにくい場合は肥満です。
ダイエット方法
食事量を減らす
1日の食事に必要なカロリーを摂取しつつ、おやつを食べさせてしまうとカロリーオーバーになってしまいます。
ダイエットを決意したのならば、ぐっと我慢をして基本的におやつは無しにしましょう。
それでも我慢できない時は、おやつも含めた1日の摂取カロリーを把握しておきましょう。
愛犬のダイエットに食事制限は効果的です。
ダイエット用のフードに切り替えるのも1つの方法です!
運動量を増やす
家の中で歩き回っているだけでは運動不足につながります。
運動により消費エネルギーが増えれば、ダイエット効果が期待できます。足腰や心臓・呼吸器にトラブルの無い犬では、軽度な20分以上の運動を1日2回行うことが有効です。
肥満の原因として、摂取カロリーと消費カロリーのバランスがあっていないことも考えられます。
まとめ
いかがでしたか?犬の肥満の原因は、カロリーや運動不足などでしたね。
愛犬に毎回ねだられてそれに応えていると、どんどん愛犬は肥満体型になってしまいます。
肥満体型になると病気のリスクが高まるので、「うちの子太ってるなぁ・・・・」と思った方は、愛犬のためにもダイエットを行いましょう!
毎日の運動も大切です!毎日行けない方は、おうちの中で出来るだけたくさん遊んであげましょう♪

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