2022.02.03 | コラム
愛犬が急にダッシュし始めた?!

こんにちは!トリマーの黒岩です(^^)
皆さんの愛犬は急にダッシュしたりしませんか?
きちりはじめるのはかわいいですが、あらゆる事故に繋がってしまうので注意が必要になります。
今回はその急に走り始める原因についてお話したいと思います!
contents
どうして急に走り始めるの??
犬走りとは?
犬走りとは他にも呼び方がたくさんあります。(キレッ走り、バカ走りなど様々)
つまり犬が平常心を失っている状態のことです。
ついかわいくて笑ってしまいますが、理由によっては対処が必要なこともあります。
これらの特徴に当てはまったら気をつけましょう。
【特徴】
- 目的がない
- 周りを見ていない
- コミュニケーションがとれない
- 急に終わる
【姿勢】
- 体が丸まっている
- 尻が下がる
- 尾がほどける(緊張している)
- 歩幅が狭い
- ダダダッと早く走る
興奮しすぎて興奮を発散させようとしている
オモチャで遊んでいるときや、ほかの犬と遊んでいる最中に突然走り出す場合、楽しすぎて興奮してしまい、その興奮をどうにか発散させようとしている可能性が高いです。
犬の感情の高ぶりは、突発的に本能的な行動に出ることがあります。
そのうち「走る」という動物ならば、自然な行動なのです。
複数の感情や気持ちが交じり合ってパニック
様々欲求や感情が混じっている時「どうしよう」「どうすればいいんだろう」と考えすぎてパニックを起こしてしまうと、思いっきり走り出すことがあります。
ストレスやしてほしいこと、やりたいこと、飼い主さんに怒られたなど、様々な状況が重なることで、「あぁ!もうわからない!」といった状態になってしまいます。
その時にパニックを少しでも落ち着かせるために、狂ったように走ることがあります。
体力が有り余り、運動不足を解消しようとしている
運動不足を感じている犬の場合は、体力があまっているため、運動不足を解消しようと走り回ることがあります。
よく小型犬は運動は必要ないといわれていますが、小型犬も気分転換に外へ行くことは大切です。
それぞれの犬種ごとに、運動量は違ってくるので、しっかり運動させてあげることが大切です。
我慢し続けたため、何かに開放感があって走っている
何かを我慢していて、我慢状態から開放されると、開放感から気分が一気に上昇し狂ったように走り出す犬は珍しくありません。
例えば、動物病院の診察がおわって、病院から開放されたときや、シャンプー、歯磨きなど、苦手な作業から開放された時、トリミングサロンから帰ってきたときなどにも見られる行動ではありませんか?(^^)
ストレスを発散させうようとしてる
強いストレスを感じている際も走ることでストレスを発散させようとする犬は多いです。
お留守番中に部屋が汚されていたら、お留守番のストレスを発散させている可能性もあるでしょう。
他にもストレスを発散する方法として、物をかんで破壊したり、ゴミ箱をあさってみたり、遠吠えをしたりと言った問題行動があげられます。
お留守番が長すぎるという原因だけでなく、分離不安に陥っている可能性もあるので、愛犬との接し方や適切な距離を見直して見ましょう。
病気が関連している危険な症状も・・・?!
考えられる病気は以下の通りです。
- 水頭症
- てんかん
- 脳腫瘍
- 認知症
まとめ
いかがでしたか?
犬が狂ったように走り始めるのはストレスが原因のときや、運動不足になっていて体力が有り余っている時に犬走りをするのです。
自分でも理解できなくてパニックになって走り出すこともあるので、愛犬の様子はしっかり鑑札しておきましょう。

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