肛門腺って出さないとどうなっちゃうの?!

肛門腺

こんにちは!みなさんの愛犬は肛門腺絞りをしていますか??

 

 

犬を飼い始めた方は、「肛門腺?なにそれ?」と思うかもしれません。

 

 

自宅で愛犬が床にお尻をこすりつけていたりしていませんか?その行動は、肛門腺がたまっているからかもしれません。

 

 

なので、今回は肛門腺は何か、出さないとどうなってしまうのか、詳しく説明していきたいと思います。

 

 

 

犬の肛門腺って何?

 

 

 

肛門腺とは、犬の肛門の両脇にある分泌腺です。袋状をしているので、肛門嚢(のう)とも言います。

 

 

 

ここからにおいの強い分泌物が出ます。大型犬の場合は排泄時に一緒に出やすいのですが、小型犬や中型犬の場合は自然にはでにくく、定期的にお手入れをする必要があるのです。

 

 

 

たまった肛門腺を絞らないとどうなるの?

 

 

 

肛門腺がうまく出ないでどんどんたまり続けてしまうと、炎症をおこしてしまい化膿しやすくなります。また、悪化するとお尻の皮膚が破けてしまうこともあります。

 

 

 

このように炎症が起こっている状態を肛門腺炎、さらに悪化して皮膚が破けると肛門腺破裂と呼んでいます。

 

 

 

 

 

肛門腺の役割

 

 

 

もともと犬の肛門腺は、強烈なにおいのする分泌液を出して、マーキングしたり、スカンク同様に外敵から身を守るための役割をしてきました。

 

 

 

人間の指紋が、一人一人違うように、犬1匹、1匹で臭いが違うので、お互いにこの臭いを嗅ぎ合うことで、情報交換をするのです。犬たちが、お互いにお尻を臭いを嗅ぎあうのはそのためでもあります!

 

 

 

性格や縄張りの範囲など、さまざまな情報が入っているため、気の弱い犬は自分の性格や縄張りを知られたくないので、しっぽで肛門を隠して、臭いを嗅がれないようにしている子もいます。(><)

 

 

 

 

肛門腺液の成分は「脂質」と「タンパク質」

 

 

 

肛門腺は汗腺の一種である「アポクリン腺」から分泌されています。

 

 

 

このアポクリン腺は犬の体表にも開口しており、脂質やタンパク質を多く含んだ分泌物(皮脂)を出すため、肛門腺でも同じような成分であることが考えられます。

 

 

 

人でも、脂っこい食事をとっていると、ニキビができたり顔がテカテカと脂ぎった経験ありませんか?

 

 

 

それと同じで、皮脂の元となる脂分が多い食事は肛門腺の分泌を多くすることが考えられます。

 

 

 

しかし、どれだけ肛門腺液が作られていても、うまく排泄されている分には問題はありません。

 

 

 

 

肛門腺がたまったサイン

 

 

 

  • お尻を地面にこすりつける

 

  • 肛門をなめる

 

  • 自分の尻尾を追いかける

 

  • 肛門周りを噛む

 

  • ウンチをするのに時間がかかる

 

 

 

肛門腺の色や量、においは?

 

 

 

肛門腺からの分泌物には個体差があり、こんな色でこんなニオイ、これくらいの量がでたら正常とは一概に言えませんが、

 

 

 

肛門腺液の状態

 

 

  • 脂っぽい泥状のもの

 

  • サラサラとした液状のもの

 

  • ヨーグルトのようなクリーム状もの

 

 

などが多いです。

 

 

 

注意!!

 

赤や黄色や緑の分泌物が出てきた場合、細菌感染している可能性があるのですぐに動物病院を受診することをオススメします。

 

 

 

 

におい

 

 

においに関しては

 

 

  • 魚の腐ったようなにおい

 

  • ブドウが腐ったようなにおい

 

  • 鉄のようなにおい

 

 

 

 

肛門腺のたまる頻度

 

 

肛門腺のたまる頻度についても個体差があります。

 

 

 

常にウンチと一緒に排泄できる子は、肛門嚢にたまりすぎることはありません。

 

 

 

ただし、肛門嚢自体が硬かったり、出口が狭い場合は十分に排泄されず、肛門嚢がパンパンにたまることもあります。

 

 

 

そういった場合は週間から1か月ほどでたまりますので、ご自宅や動物病院、サロンで「肛門腺絞り」をする必要があります。

 

 

 

 

体の大きさや、年齢で肛門腺のたまり具合はかわる?

 

 

 

一般的に、大型犬よりも、小型犬や中型犬、肥満体型の子や年を取った子のほうがたまりやすい傾向にあります。

 

 

 

高齢や肥満になると、肛門周りの筋力も落ちてくるため肛門腺はたまりやすくなるのです。

 

 

 

しかし、小型犬だから肛門腺のケアが絶対必要、大型犬だから必要ないというわけではありません。

 

 

 

生まれつき肛門腺がでにくい子もいますので、肛門の4時8時を触り、袋状のものがないか確認しましょう。(肛門腺がたまっている場合はぷっくりとしたものが確認できると思います。)

 

 

 

 

自宅で肛門腺を絞るには

 

 

用意するもの

 

 

  • ティッシュペーパー

 

  • ウエットティッシュ

 

  • ビニール袋

 

 

 

 

 

絞り方

 

 

 

1、肛門が見やすいように、肛門が縦に伸びるようにシッポを付け根から持ち上げます。

 

 

 

2、肛門腺がある部分、肛門を正面に見て、時計の4時と8時の位置に親指と人差し指を当て、圧迫するように指で押し当ててみてください。コリコリ丸いものがあれば、それが肛門腺です!!

 

 

 

3、肛門腺の位置が分かったら、その液体を下から上に肛門に向って絞り出します。コリコリした肛門腺の下奥から手前上方のかけて引っ張り出すようなイメージで絞ると上手くいきます!

 

 

 

 

この際、分泌液の飛び散りを可能な限り抑えるため、肛門をティッシュやウェットティッシュで覆うといいでしょう。使用したティッシュは匂いが気になるので、ビニール袋に入れて捨ててることをおすすめします。

 

 

肛門絞りを終えたら、肛門付近をシャワーで流してから、シャンプーで全身をきれいに洗ってあげてください!

 

 

 

肛門腺絞りの注意事項

 

 

 

爪を立てない

 

 

最初のうちは肛門腺を絞る時、知らず知らずのうちに力が入ってしまいます。

 

 

 

誤って爪を立ててしまうと大切なワンちゃんを傷つけてしまう事になるので十分に注意してください!

 

 

 

わんちゃんを傷つけないためにも爪を切ってから肛門腺を絞るようにする方が良いかもしれません。

 

 

 

 

シャンプー前にやる

 

 

肛門腺は凄く臭いです。

 

 

服についたり犬の毛につくとなかなか臭いが取れません!(><)

 

 

これ本当に想像以上だと思います!

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

いかがでしたか?肛門腺は1ヶ月に一回程度は出してあげなければたまり続けてしまい、肛門腺破裂などの症状を起こしてしまいます。

 

 

 

床にお尻をこすりつけていたり、気にしているような姿をみたら肛門腺がたまっている可能性があるので、自分でやるか、動物病院やサロンにお願いするようにしましょう!

 

 

 

自分でやるのは、コツをつかんでしまえば簡単かもしれませんが、こつをつかむまで難しいと思います。無理に力を入れたりして愛犬が痛がるよりは、サロンなどにお願いしたほうがよいかもしれません!(^^)

 

 

 

肛門腺をためすぎないように、サロンでシャンプーなどお手入れを定期的に行いましょう♪