2021.08.03 | コラム
犬の老化はいつから始まる?!

こんにちは!今回は犬の老化についてお話したいと思います!
犬の寿命は年々長くなってきていますよね!
愛犬に長生きしてもらうためにも、老化の進行速度を理解しましょう!
contents
老化は何歳から始まるの?
飼い主さんからすると、愛犬にずっと無邪気で可愛らしい姿で居て欲しいですよね。でも、犬も人間と同じで必ず老いがやってきます。
しかも、犬の年齢は小型犬で人間の約4倍、大型犬なら約7倍のスピードで年を取ります。
一般的に小・中型犬で10歳、大型犬で7歳、超大型犬で5~6歳くらいから、老化を迎えると言われています。
ただ、年齢はあくまで目安なので、犬種や大きさ、環境なども影響するので、老いの程度はさまざまです。
年齢表
犬と人間の標準年齢換算表
犬 | 人間 | 犬 | 人間 |
1ヶ月 | 1才 | 8年 | 48才 |
2ヶ月 | 3才 | 9年 | 52才 |
3ヶ月 | 5才 | 10年 | 56才 |
6ヶ月 | 9才 | 11年 | 60才 |
9ヶ月 | 13才 | 12年 | 64才 |
1年 | 17才 | 13年 | 68才 |
1年半 | 20才 | 14年 | 72才 |
2年 | 23才 | 15年 | 76才 |
3年 | 28才 | 16年 | 80才 |
4年 | 32才 | 17年 | 84才 |
5年 | 36才 | 18年 | 88才 |
6年 | 40才 | 19年 | 92才 |
7年 | 44才 | 20年 | 96才 |
老化のサイン:チェックリスト
犬の老化による【見た目】の変化
1.皮膚のハリがなくなる
2.皮膚が固くなる
3.被毛のツヤがなくなる
4.抜け毛が増える
5.白髪が増える
6.ヒゲが白くなる
7.目が白っぽくみえる
8.太ってきたor痩せてきた
犬の老化による【行動】の変化
9.物によくぶつかる
10.壁伝いに歩く
11.段差でつまずく
12.名前を呼んでも反応が遅い(または反応しない)
13.散歩に行きたがらない
14.食事に時間がかかる
15.食べ物の好みが変わる
16.粗相するようになる
老化と感じたらやるべきこと
定期的に健康診断を受けること
中高齢期以降は、理想は年2回。最低でも年に1回は健康診断を受けるようにしましょう。
体調が優れない状態が続くのは、愛犬や飼い主さんお互い辛いことです。
早期発見することで、治療を行い、愛犬の健康寿命も延ばすことが出来ます!
生活環境を見直す
例えば、老化するにつれ足が弱ってきたり、目が見えにくくなってきます。ぶつかっても怪我をしないように、家具や壁の角にクッション材を貼ってガードしてあげましょう。
動ける範囲を決めてあげれば、ぶつかっても怪我を軽減できます。また、筋力が衰えてくると、歩くスピードも遅くなります。散歩は犬の様子を見ながら無理のない範囲で行いましょう。
肥満に注意する
飼い主さんの感覚からすると、いつもと同じ生活習慣を送っていても、加齢による影響で代謝が落ちているので、肥満傾向になる犬も少なくありません。
年齢に応じて、カロリーを抑えた専用フードに切り替えるなど、工夫をしてみてはいかがでしょうか!
人間と同じように老化による変化の表れ方には個体差があります。中高齢期をすぎたら老化のサインを見逃さないようにしましょう。
日々一緒に遊ぶことでの健康チェック
オモチャを投げて遊んでいると、視力が悪くなって投げたオモチャが見えない。オスワリやフセの芸をするときに、後ろ足の動かし方から関節も痛みにも気づくことも出来ます!
体中触って健康管理
シニアになると、小さなイボが出来たり、脱毛があったり、赤くなっていたり体に小さな異変が起きやすくなります。1日1回は全身「見て」「触って」チェックするようにしましょう。
被毛に埋もれがちな異変にも、いち早く気づいてあげることができますよ!
老犬がかかりやすい病気
ガン(悪性腫瘍)
犬になるとかかりやすい病気の第1位といわれています。
発生した部位によって症状はさまざまですが、どのようなガンでも、全身への影響が出始めると、食欲がなくなり体重が減っていきます。
突発性前庭疾患
バランス感覚がなくなる病気で、老犬は突然症状がでる突発性の場合が多いようです。
首が片側に傾いたり(斜頸)、眼球が揺れていたり(眼振)、一方向にグルグル回ったり(旋回運動)します。
てんかん発作
一時的なものと繰り返し起こるものとがあります。硬直状態になる発作や、ピクピクとけいれんを起こす発作もあります。
また、数十秒で元に戻る軽度のものから、口から泡を吹いて失神するという重度なものまで、症状の度合いもさまざまです。
慢性腎不全
数カ月~数年かけて腎臓が破壊され、腎機能が失われてしまう病気です。
初期症状として多飲多尿が現れます。その後、食欲不振、嘔吐、脱水などがみられます。
前庭疾患やてんかん発作など予防が難しく突然おこる病気もありますが、いずれの場合も愛犬の健康状態を把握しておくことはとても重要です。
進行してようやく目に見える症状があらわれる疾患もありますので、先ほども言いましたが、日々しっかりと観察し、愛犬がシニア期に入ったと感じたら、年に2回は定期検診を受けるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?犬の老化は意外と早いことが分かりましたね。
老化が始まったサインを今、確認してみましょう。
よく考えたら、最近いっぱい寝ている、食欲がない、など、愛犬の異変に気づいてあげましょう!

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