犬の貧血ってどんな病気?貧血良い食事とは。

犬の貧血について

みなさんこんにちは!トリマーの黒岩です(^^)

 

 

私たち人間は貧血が起こると立ちくらみやめまいがしますよね?では、犬はどうなのでしょうか?

 

 

犬も人間と同じで貧血になるのでしょうか?詳しく説明していきます!

 

 

 

犬の貧血とは

 

 

血液中には赤血球が存在し、赤血球中のヘモグロビンが体の細胞や臓器に酸素を運ぶ働きがあります。

 

 

赤血球が減少すると、体に酸素が行き届かなくなり、貧血状態になります。

 

 

血液中の赤血球の割合の基準値(正常値)は、犬と猫でも異なりますが、犬の中でも犬種、年齢、性別、繁殖状況で変わってきます。

 

 

貧血が起こる原因は大きく分けて2つあり、赤血球が「消費されすぎているか」「生産できていないか」です。

 

 

 

赤血球が消費されすぎている場合

 

 

赤血球をきちんとつくっているが、その赤血球が、出血を伴う事故や、玉ねぎ中毒による赤血球の溶血、寄生虫感染や自己免疫疾患、腫瘍などによって赤血球がたくさん消費されていることです。

 

 

 

赤血球の生産がされていない場合

 

 

赤血球をつくるホルモンの減少や、白血病などの骨髄の異常、鉄分不足による赤血球の生産ができていないなど、貧血を改善するためには原因を突き止めなければなりません。

 

 

生産できないというのは、赤血球をつくる場所が何らかの原因で正常に赤血球を作れなくなってしまうことのよるものです。

 

 

貧血の症状

 

 

体を動かすのを嫌がる

 

 

貧血になると疲れやすくなるため、体を動かすことを嫌がります。

 

 

元気がなくなり、散歩にも行きたがらなくなり、寝ている時間が長くなります。

 

 

 

寒がる

 

 

貧血になると体の体温を上げる機能が低下するため、寒がるようになります。

 

 

室温は適温に保たれているにも関わらず体が冷える、ガタガタと震えることもあります。

 

 

 

食欲がなくなる

 

 

貧血が進むと、ごはんを食べなくなります。

 

 

食欲がなくなり、元気もなくなります。

 

 

 

粘膜部分が白くなる

 

 

貧血になると粘膜の色がピンク色から白色に変わります。

 

 

瞼の裏側、歯茎などの粘膜は飼い主さんでも確認しやすい部位です。

 

 

貧血のチェック方法として、歯茎を指の腹で押し、指を離したあと元の色に戻るまでの時間を測定します。1秒以上かかる場合は貧血が疑われます。

 

 

 

主な原因

 

先ほどにも言いましたが

 

  • たんぱく質や鉄分の不足

 

  • 怪我などをしてたくさん出血している

 

  • 感染症

 

  • 寄生虫

 

  • ねぎ類などの中毒症状

 

  • 病気の症状の1つ

 

  • 薬の副作用

 

 

などがあります。

 

 

貧血予防方法

 

 

  • 栄養バランスの良い食事

 

  • 適度な運動

 

  • 寄生虫予防

 

  • 定期的な健康診断

 

 

貧血に食事療法が必要なときとは

 

 

  • 自分の体の中で血液がうまく作れない

 

  • 自分の免疫で血液を壊してしまう

 

  • 外から入ってきたものによって血液が壊されてしまう

 

  • 出血で自分の体から血液が出て行ってしまう

 

  • 栄養バランスが崩れて血液を作るための成分が足りない

 

 

こういった犬の貧血の多くは重度な症例も多く、命の危険を伴うことも!(><)

 

 

この中で食事療法がサポートとして活用されるのは、栄養面で血液を作るための材料が足りない時で、その他の場合はそもそもの体の治療を行わなければ貧血の数値は改善できません。

 

 

 

犬で「総合栄養食」を食べている場合、基本的には血液を作る元になる

 

 

  • ビタミンB(葉酸、コバラミン)

 

 

などが不足することはありません。

 

 

 

鉄とビタミンB9、B12を多く含む食材を食べよう

 

 

鉄分を多く含む食べ物で代表的なのは、

 

  • レバー、牛肉

 

  • 赤身の魚(カツオ、サバ、ブリ、サンマなど)

 

 

生レバーは細菌・寄生虫感染のリスクがあるため、ゆでたり焼いてから加熱してあげましょう。

 

 

新鮮な牛肉の場合は生のままでも大丈夫です。

 

 

 

対して、鉄分は豊富でも非ヘム鉄を多く含む場合は、それ単体では吸収力が低め。

 

 

  • 青菜類(小松菜、ほうれん草、ブロッコリーなど)

 

  • 海藻類

 

に代表されます。

 

 

 

ビタミンB9

 

  • レバー

 

  • 青菜類

 

などに多く含まれているため、鉄分をとる時に一緒に摂取することが多いです。

 

 

 

ビタミンB12

 

 

ビタミンB12は、動物性食品に含まれるため、レバーや魚介類に豊富に含まれています。

 

魚介類で代表的なのは、

 

 

  • あさり

 

 

ですが、生のままでは犬にとってビタミンB1を吸収阻害する酵素を含んでしまうため、必ず加熱してからあげましょう。

 

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?犬も私たち人間と同じで貧血になると言うことが分かりました。

 

 

貧血が起こってしまう原因としては。赤血球が消費されすぎている、生産されていないなど大きくわけて2つありましたね。

 

 

犬の貧血の症状としてもいつもより元気や食欲がなかったり、粘膜部分が白っぽかったりします。

 

 

飼い主さんでも簡単に確認できる粘膜を押してどのくらいの時間で元に戻るか確かめて見ましょう!

 

 

貧血の症状かと思ったら動物病院へ相談するようにしましょう。