2021.05.30 | コラム
犬のため息にはどんな理由が?!

こんにちは!みなさんの愛犬はくつろいでいる時や、ふとした時にため息をついたりしませんか?
犬のため息は可愛いですよね(^^)
では、犬のため息には度のような理由が込められているのでしょうか?詳しく見ていきましょう♪
contents
犬がため息をするときの気持ち
安心しているとき
飼い主さんがよく目にするのは、飼い主さんのちかくで安らいでいる時や、美味しいご飯を食べておなかいっぱいになった時、ベッドに寝そべった時など、ふせの姿勢や横になって、満足感や安心感を得られたときに少し長めのため息をつきます。
眠そうにしていたり身体の力が抜けていたりする場合は、リラックス状態になったと考えて良いです!
穏やかな表情で、時に目を閉じて深く息を付いている姿を見られるのは、飼い主さんだけに与えられた特権です♥
不満やストレスを感じているとき
飼い主さんが散歩に連れて行ってくれない、かまってもアピールに気付いてくれないときなど、自分のお思い通りにならなかったときや、知らない環境に対する不安や緊張を切り替えるといった状況に見られがちなため息です。
飼い主さんの目を見てどこか諦めたような表情を浮かべため息をついていたら、不満があってため息をついたのでしょう。ため息をついたあとにそっぽを向いてどこかへ行ってしまう犬もいるようです。
一人になりたいのにしつこく構われたとき、見知らぬ人とのふれあいで緊張したときなどに「ふっ」と短めに出るため息は不快感の表れの可能性があります。
また、長く構ってもらえないときに「フン」と短くつくため息は「構ってほしい」という気持ちから出るものです。
「つまらない」「遊んでほしい」などの欲求からため息をつく愛犬を目にしたら、遊んであげましょう!
疲れている
単純に疲れてしまってため息をつく場合もあります。散歩中に少し立ち止まって遠い目で「ふーっ」としていたら、文字通り「一息ついている」状態でしょう。
そんなときは急かさず、愛犬のペースに合わせてゆっくり帰路についてあげるのがいいかもしれません。(><)
においを嗅ぎたい
散歩中に出るため息は、疲れているという理由だけとは限りません。
「遠くのにおいを嗅ぎたいとき」や「さまざまなにおいに出会って鼻の中を少しリフレッシュさせたいとき」にも深呼吸に近い意味合いでため息をつくことがあります。
犬の体に不調がある
体調が悪い時、体がだるい時、ケガなどをしてからだが痛い時にもため息をつくことがあります。ため息以外にも寝てばかりいる、食欲がないといった様子がみられる時は、犬が置かれている状況を一度考えてみましょう。
疲れの原因がわかる時は、犬の体調を優先して静かに休ませてあげることも大切です!犬の体調が良くない場合は、何らかの病気が隠れている可能性もあるので、できるだけ早く動物病院を受診することをおすすめします。(><)
ため息をついたらいいことがあると思っている
「ため息=いいことがある」と思っている場合です!ため息をついたらおやつが出てきた、かまってもらえたなど、ため息のタイミングで起きたいい出来事を覚えているのです。
アピールを兼ねているので、飼い主の目を見ながら聞こえるようにため息をつくことが多いです。無視するとわざわざ飼い主の隣に移動してため息をつく犬もいます(笑)可愛いですよね(ò∇ó)
短頭種の場合
フレンチブルドッグやパグなどの短頭種の場合、他の犬種に比べて鼻水が出やすく、鼻の通りをよくするために「ふっ」と短いため息のような息を吐くことが多いです。
日常的にありがちな光景ですが、普段と違う息遣いになっていたら、何らかの理由で呼吸しづらくなっている恐れがああるため、日頃から観察しましょう!
犬が鼻を「フン」とならす心理
嗅覚をリセットしたい
犬は、家の床や外の地面などをひとしきり嗅いだあとに、鼻をフンッと鳴らすことが多いです。これは、嗅覚をリセットするため!
犬は情報収集をするために床や地面などのにおいをクンクン嗅ぎますが、嗅いだにおいに大した情報はないと判断すると鼻をフンッと鳴らしてその情報を消去し、また次の情報収集を開始するのです。
気分をリセットしたい
気分をリセットしたいときにも、犬は鼻をフンッと鳴らすことがあります。これは、人間でいう深呼吸のようなものと考えられます。
私たち人間は、緊張した状態などから気分を変えたいときに深呼吸をしますが、犬もフンッと鼻を鳴らして気分をリセットしたり、リラックスしたりするのです。
不満を感じている
気に入らないことや不満があると、「もういい!フンッ!」と言って、そっぽを向く人っていますよね。犬も人間と同じように、自分の要求が通らず不満を感じたときに鼻をフンッと鳴らします。「フー」とため息をつくことも・・・。
鼻水を飛ばしたい
犬は、鼻水を飛ばしたいときにも鼻をフンッと鳴らします。フンッと鼻水を飛ばし、鼻通りをよくしようとするのです。
特にパグ、フレンチ・ブルドッグ、シー・ズーなど、いわゆる鼻ぺちゃの短頭種は鼻の構造上、鼻水が出やすいため、鼻息と一緒に鼻水を飛ばすことが多いと言われています。
病気の可能性があるため息
呼吸しにくい息
犬のため息は、人間と違い、口を閉じたまま鼻から出てくるため、もし人間の溜息のように口から大きな息が出てくるのであれば、それはため息ではなく「開口呼吸」の可能性があるので注意しなければなりません。
犬は呼吸がしにくい時や苦しい時に、口を大きく開けての開口呼吸を行います。
通常は、犬が激しく運動をした時、暑さを感じた時に、開口呼吸を行うことがありますが、熱中症などで体温が上がった時、体のどこかに痛みを感じている時にも開口呼吸をすることがあるので注意が必要です。
ため息ばかりついている
普段はあまり気にならなかったのに、いつもにましてため息が気になる場合はなにかしら理由があるかもしれません。(><)
犬ががっかりした時や退屈で寂しい思いをしている時、ストレスを感じている時、例えば、散歩の時間になってもいけなかったりするとため息をつくことがあります。
もし、犬がストレスなどの感情でため息をついているのであれば、優しく声かけを行ってあげることをおすすめします。
その他にも、いつもと違うコースのお散歩に行って新しい刺激を与えたり、おもちゃを使って普段よりも多く遊んであげるなど、飼い主さんが愛犬と積極的なコミュニケーションをとるようにしましょう!(^^)
ため息とともに寝てばかりいる
普段はため息をつかない犬が、ため息をついて寝てばかりいる時は、愛犬が何らかのSOSのサインを出している可能性があります。
不安やイライラ、環境変化などのストレスや疲れ、からだが痛い、苦しいといった病気が隠れていることもあるので、犬の様子をしっかり観察しましょう!
ため息と鼻息の違いについて
犬の正常な呼吸は静かな鼻息です。「フーン」と聞こえる大きくて長い息は、ため息であることが多く、それぞれの犬の気持ちが含まれている可能性があります。
犬がため息をついた時にどんな気持ちでいるのか、表情や前後の状況から判断することができるかもしれません。
満足やリラックスしているため息なのか、ストレスを感じているため息なのか、具合が悪いのか、ため息をつく理由がわかれば愛犬との仲がより一層深まりそうですね♪
まとめ
いかがでしたか?犬も人間と同じでため息をつくとは可愛いですよね(^^)
ため息にもいろいろな感情がこめられていましたが、愛犬がため息をつく前後の行動を考えるとどういう心情なのか知ることができますね♪
飼い主さんの隣にくつろぎに来たかと思ったら、ため息をついて「えっ?なんで?」と思うかもしれませんがそれは、満足感や安心感からきていたのですね♥
犬のため息の心情を理解して楽しい生活を送ってください♪(^^)

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